映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」感想レビュー

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今回は、
映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」の感想レビューです。
※完全なネタばれなので、これからご覧になる方はご注意ください。



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(入場者プレゼント)
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(figma「鹿目まどか」)
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※せっかくの機会なので、「figma 鹿目まどか」の写真を何枚か撮影しました。


2011年に放送された
テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の
映画版第3弾
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」を観て来ました。


開始当初、
「魔法少女」というタイトルと
かわいらしいデザインのキャラクターを見て、
「プリキュア」の様なアニメかと思っていました。

しかし実際の内容は、
主役級のキャラの凄惨な死や、
絶望し身を滅ぼして行く少女達の姿が描かれる等、
大変シリアスなものでした。

いつまで経っても
主役の「まどか」が、
「魔法少女」にならない展開も、
じれったくも、
見所の1つでした。

2011年1月の放送開始から間もなく、
「2011年最高のアニメ」と
評される程の話題作になったそうです。

そんな中
2011年3月11日
「東日本大震災」が発生し、
放送が休止となってしまいました。

さらに間の悪い事に、
未放送分のエピソードの中に、
時勢を鑑みると
不適切と思われる展開や描写があるため、
修正を余儀なくされたそうです。

ファンの間では、
1日も早い放送の再開を願う声が湧き起こり、
放送休止から1ヶ月後
残りのエピソードが放送されました。

その際、
新聞に1ページ丸ごと
放送再開を伝える広告が掲載されたのが
印象的でした。

ただやはり、
本来の予定通りの形で
作品を鑑賞したかったと思います。

まあ本作品に限らず、
震災の影響を受け、
内容を変更せざるをえなかった創作物は
他にもあったそうなので、
難しい問題ですが…


前置きが長くなりましたが、
以下が「あらすじ」と「感想」です。


※完全なネタばれなので、
これからご覧になる方はご注意ください。


また、
うろ覚えのため、
実際の作品の内容と異なる記載があるかもしれませんが、
ご容赦願います。


「コネクト」ClariS 

「Magia」Kalafina

「ルミナス」ClariS

「Magia [quattro]」Kalafina

「ひかりふる」Kalafina

※動画投稿者の方々へ、ありがたく使わせて頂きます。



(あらすじ)

ある日の真夜中、
人の悪夢が具現化した怪物
「ナイトメア」が
地方都市「見滝原市」の街を破壊していた。

するとそこに、
「鹿目まどか(声:悠木碧さん)」
「美樹さやか(声:喜多村英梨さん)」
「佐倉杏子(声:野中藍さん)」
「巴マミ(声:水橋かおりさん)」等
「魔法少女」達が颯爽と登場し、
絶妙のチームワークで、
「ナイトメア」を撃破する。


翌朝、
「まどか」は自室で目を覚まし、
枕元の「キュウべえ(声:加藤英美里さん)」に挨拶をする。

すると「キュウべえ」は、
「キュウ」と鳴き声を上げる。

「まどか」は、
母「詢子(声:後藤邑子さん)」
父「知久(声:岩永哲哉さん)」
弟「タツヤ」等と共に普段通りの朝を迎え、
「見滝原市中学」へ登校する。

通学路の途中、
「まどか」は、
「さやか」と「杏子」に合流し、
他愛ない会話を交わす。

その日、
「詢子」の親友
「早乙女 和子(声:岩男潤子さん)」が担任する
「まどか」「さやか」「杏子」のクラスに、
「暁美 ほむら(声:斎藤千和さん)」が転校して来る。

休憩時間、
「マミ」の口から、
「ほむら」が新たな「魔法少女」として
自分達と共に戦う事になった旨が伝えられる。

それから1ヶ月後、
「まどか」と「ほむら」は親睦を深め、
お互いに出会えた事を喜び合う。

そんなある日の晩、
「まどか」達のクラスメイトの
「志筑 仁美(声:新谷良子さん)」が、
交際相手の「上条 恭介(声:吉田聖子さん)」に電話を架け、
週末のデートを提案する。

しかし「恭介」は、
バイオリンのレッスンがあると伝え、
断ってしまう。

文句一つ言う事無く
電話を切った「仁美」であったが、
「恭介」に対する不満が鬱積する。

その時、
「ナイトメア」が具現化し
「仁美」は飲み込まれてしまう。

「ナイトメア」の出現を察知した
「まどか」「ほむら」「さやか」「杏子」「マミ」等は
現場に集結し、
魔法少女集団
「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテッド」に変身する。

「まどか」等は、
それぞれの魔法を駆使して、
「ナイトメア」を追い詰めて行く。

そして最後は、
「魔法少女達のお茶会」が開かれ、
「マミ」と同居する
謎の生物「べべ」が、
「ナイトメア」を丸飲みして戦いは終わる。


「仁美」も元に戻った事を確認した上で、
「マミ」は仲間達を
自宅のお茶会に招待する。

和気あいあいとした雰囲気の中、
「ほむら」は今の世界に1人違和感を覚える。


その日を境に、
「ほむら」は、
自分の熟知する人物以外は、
周囲の人々の顔が
判別できなくなってしまう。

悩んだ「ほむら」は、
「杏子」に相談を持ちかける。

「ほむら」は「杏子」に対し、
自分の知る「杏子」と何か違うと
疑問をぶつける。

「ほむら」の質問に対し、
「杏子」は、
元々隣町「風見野市」で
「魔法少女」として活動していたが、
町が平和になったため、
「見滝原市」に活動の場を移し、
「さやか」の家に居候する事になった経緯を語る。

しかし、
「見滝原市」に来た時期について、
正確な記憶がない事に気付き
動揺する。

お互いの違和感を解消するため、
「ほむら」と「杏子」はバスに乗り、
「風見野市」に向かう事にする。

ところが、
「風見野市」行きのバスに乗ったはずが、
いつの間にか
「見滝原市」行きのバスにすり替えられ、
元の場所に戻ってしまう。

何度乗り直しても「見滝原市」から出られないため、
「ほむら」と「杏子」は徒歩で「風見野市」を目指すが、
やはり「見滝原市」に戻ってしまう。

困惑する2人の周囲を、
人相の識別できない群衆が
いつの間にか取り囲んでいた。

その場は何事もなく治まったものの、
何かを悟った「ほむら」は、
「杏子」と別れ1人「ゴーストタウン」へと向かう。

そこで「ほむら」は、
かつて自分の周囲で起きた出来事を
思い起こす。

かつて自分が「魔法少女」となり、
「まどか」を救うため
何度も同じ時間を繰り返した事。

そんな自分の秘密を知った「まどか」が、
「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」という願いにより、
「キュウべえ」と契約し
「魔法少女」となった事。

そして
概念「円環の理」となった「まどか」が、
過去・現在・未来を行き来し、
「魔法少女」達を
「魔女」になる宿命から救い出した事。

最初から「まどか」が存在せず、
「魔女」が生まれなくなった世界で、
「ほむら」「マミ」「杏子」等が、
「魔獣」と戦っていた事。

今自分のいる世界が、
「魔女」の作りだした結界である事を確信した「ほむら」は、
「まどか」と共に、
「マミ」の部屋を訪れる。

「ほむら」が、
「べべ」について、
「マミ」に尋ねると、
「魔法少女」として
1人で戦っていた頃に出会い、
以来ずっと一緒であると笑顔で語る。

今の様に、
仲間達と共に
一緒に過ごせる日が来る事を
ずっと待ち望んでいたと
「マミ」はしみじみと語る。

お茶のお代わりを頼み、
「マミ」が台所に行った隙に、
「ほむら」は「魔法少女」に変身し、
時間を止めて
「べべ」を捕えて外に飛び出す。

かつてループした世界で、
「マミ」を喰い殺した「お菓子の魔女」である
「べべ」が黒幕であると疑う「ほむら」は、
尋問を続ける。

しかしそこへ、
「ほむら」の目論見を見抜いていた
「マミ」が現れ「べべ」を逃がす。

「べべ」を信用しきった「マミ」は、
「ほむら」の言葉を受け入れる事ができない。

結局両者は衝突し、
激しい銃撃戦が展開される。

時間を停止する魔法を駆使する「ほむら」であったが、
その能力を熟知する「マミ」には、
裏をかかれてしまい、
戦いは膠着状態になってしまう。

互いに銃口を向け合う両者であったが、
突然「ほむら」は、
手にした銃を
自分のこめかみに突きつけ発砲する。

思わず「マミ」が駆け出した瞬間、
「ほむら」は時間を停止させる。

「マミ」の急所に狙いを定める「ほむら」であったが、
ためらいが生じ、
足に銃口を向け直す。

「ほむら」が発砲した瞬間、
「マミ」の身体はリボンの束と化し、
「ほむら」を縛り上げる。

事前に偽物とすり替わっていた「マミ」は、
「ほむら」に尋問しようとする。

すると今度は「ほむら」の身体が、
謎の人影と共にその場から
消え去ってしまう。

呆気に取られる「マミ」の前に、
「ベベ」の本来の姿である
魔法少女「百江なぎさ(声:阿澄佳奈さん)」が現れ、
真実を伝えようとする。


「マミ」の元から逃れた先で、
「ほむら」は、
「さやか」によって救われた事を知る。

「マミ」や「杏子」と違い、
本来の記憶を持つ事を語る
「さやか」を警戒する「ほむら」は、
時間を止めようとする。

そんな「ほむら」に
「さやか」は剣を突きつけ、
「また自分だけの時間に逃げ込むつもり?」
と言い放つ。

「さやか」は、
「ほむら」を見守るため、
「円環の理」となった「まどか」の元から
この世界にやって来た事実を伝える。

「さやか」は「ほむら」に、
「この世界って、そんなに悪いのかな?」
と尋ねる。

「さやか」の背後に、
かつて彼女が変化した
「人魚の魔女」の姿を見た「ほむら」は、
攻撃しようとする。

しかし
「さやか」の放ったマントに目隠しされ、
逃げられてしまう。


1人街を流れる川を
船で巡る「ほむら」は、
「杏子」「マミ」「さやか」達の言葉を思い起こす。

するとそこに
「ほむら」を探していた
「まどか」が現れ、
橋の上から船上に飛び降りる。

「見滝原市」内の
「丘のある公園」に移動した
「ほむら」は、
「まどか」に
「…私ね、とても怖い夢を見たの」
と語りかける。

「円環の理」となった
「まどか」と離れ離れになった
かつての出来事を涙ながらに語る
「ほむら」を、
「まどか」は優しく包み込む。

自分はどこにも行ったりしないという
「まどか」の言葉を聞いた「ほむら」は、
彼女が紛れもない本物の「まどか」である事を
確信する。

1人決意を固めた「ほむら」は、
「まどか」と別れ、
どこかへと向かう。

「ほむら」は「杏子」に電話を架け、
「まどか」の事を知っているのかを尋ねる。

「杏子」が「まどか」の事を知らないと悟った「ほむら」は、
電話を切る。

その直後「ほむら」は
「ソウルジェム」をバス停に置いたまま、
バスへと乗り込む。

「ソウルジェム」から100m以上離れたにも関わらず、
身体が動いた事により、
「ほむら」は、
自分自身が「魔女」となっていた事実を知る。

困惑する「ほむら」を乗せたバスは、
謎の空間へと降下し、
「ほむら」は宙に放り出される。

するとそこに「キュウべえ」が現れ、
「ほむら」に対し、
自らの企みを語り出す。

「まどか」が「円環の理」となって消えた世界で、
「ほむら」は「魔獣」と戦い続けた。

しかし、
「まどか」に会えない寂しさが鬱積し、
次第に心が蝕まれていった。

それに合わせて、
彼女の「ソウルジェム」が
劣化を始めた。

「ほむら」の話にあった、
改変される前の世界に存在した
「魔女」の生み出すエネルギーに興味を抱いていた
「キュウべえ」は、
「円環の理」を手中に収めるため、
「ほむら」を利用する事を決めた。

「キュウべえ」は、
「ほむらのソウルジェム」を、
特殊な遮断フィールドで包み、
様々な実験を行った。

その結果、
「ほむら」自身の思い描く理想の世界が、
「ソウルジェム」の中に形成され、
彼女の熟知する
「マミ」「杏子」「まどかの家族」等が、
現実世界から引き込まれてしまった。

そんな中、
「円環の理」である事を知らない「まどか」や、
彼女の協力者である
「さやか」と「なぎさ」までが、
「ソウルジェムの中の世界」に
入り込んで来た。


遮断フィールドのある
現実世界の観測所には、
「ほむら」の身体が
横たわっていた。

「魔女」と化した「ほむら」は、
「まどか」を渡すまいと、
「キュウべえ」に執拗に
攻撃を加える。

やがて巨大な「ほむら魔女」と化した
「ほむら」は、
錯乱状態に陥る。

するとそこに、
本来の記憶を取り戻した
「マミ」と「杏子」と、
「まどか」・「さやか」・「なぎさ」等が
現れる。

「魔法少女」達は力を合わせ、
「ほむら」を救うために奮闘する。

そして
元の姿に戻った「ほむら」は、
「まどか」と共に矢を放ち、
「ソウルジェムの結界」を粉砕する。


現実世界に戻った
「マミ」と「杏子」の周囲に、
「和子」や「まどかの家族」等、
「ソウルジェム」に引き込まれていた人々が
眠った状態で転送される。

すると上空から、
「円環の理」である
「アルティメットまどか」と、
彼女に寄り添う
「さやか」と「なぎさ」を乗せた
カボチャの馬車が舞い降りて来る。

「さやか」と「なぎさ」は、
「魔女」となった「ほむら」を、
再び「まどか」に引き合わせるため、
これまで行動していた事を漏らす。

「アルティメットまどか」は、
長い間待たせた事を詫び、
眠ったままの「ほむら」に
手を伸ばそうととする。

次の瞬間
「この時を待っていた」と
「ほむら」は不気味な笑みを浮かべ、
「アルティメットまどか」の腕を掴み取る。

すると「ほむらのソウルジェム」は、
呪いよりも恐ろしい色を発しながら、
強力な波動を起こす。

「まどか」は、
「アルティメットまどか」と、
「制服姿のまどか」に
引き裂かれていく。

「ソウルジェム」から広がる不気味な光は、
地球ばかりでなく、
宇宙全体に広がって行く。


思いもよらぬ事態に動揺する「キュウべえ」に対し、
「ほむら」は、
この感情こそ「願い」や「呪い」をも凌駕する
「愛」であると豪語する。

さらに「ほむら」は、
「魔法少女」や「魔女」を超え、
神に等しい存在をも欺く自分自身を
「悪魔」と断言し、
黒い装束を身に纏う
不気味な姿へと変化を遂げる。

「ほむら」によって噛み砕かれた「ソウルジェム」は、
「ダークオーブ」に再構築される。

「君達人類の感情は利用するには危険すぎる」と言い放ち、
逃げようとする「キュウべえ」を捕えた「ほむら」は、
世界の呪いを浄化するため、
今後も働いてもらうと囁く。



新たに改変された世界で、
「悪魔」と化した「ほむら」は、
「見滝原中学」への通学路で
1人テーブルに座りくつろいでいた。

「ほむら」の姿を、
生徒達は認識する事はできない。

そんな「ほむら」の気配を、
記憶が書き換えられた様子の
「マミ」と「杏子」は一瞬感じるものの、
結局認識する事はできなかった。

そんな中、
これまでの経緯を記憶する「さやか」は
「ほむら」を糾弾する。

しかし「ほむら」は、
「さやか」の持つ記憶も
間もなく消えるとあざける。

苦しみ出す「さやか」は、
「あんたが悪魔だってことだけは忘れない」と言い放ち、
やがて「ほむら」を認識できなくなる。

記憶をなくしその場に立ち尽くす「さやか」に、
「恭介」と「仁美」が話し掛けて来る。

「さやか」は、
2人と普通に話せる事を、
理由もなくうれしく思うのであった。

そんな「さやか」の指には
「ソウルジェムの指輪」が嵌められていた。


その日、
「ほむら」「さやか」「杏子」のクラスに、
3年振りにアメリカから
「見滝原市」に戻って来た
「まどか」が転入して来る。


休憩時間、
「ほむら」は「まどか」を、
校内を案内すると言う名目で
連れ出す。

会話を交わす中、
「まどか」が
今いる世界に違和感を覚えた時
空間に歪みが生じる。

しかし、
「ほむら」はそれを制止し、
「まどか」に必死に問い掛ける。

「ほむら」の問い掛けに対し「まどか」は、
「自分さえ良ければいいという考えは間違っている」
という意味合いの返答をする。

そんな「まどか」を見て、
「ほむら」はいずれ彼女と戦う事になる事を予感する。

「ほむら」は、
ほどけてしまった「まどか」の髪を、
自分の赤いリボンで結び直し
「やっぱりあなたの方が似合う」とほほ笑む。


放課後、
「見滝原市」には、
引越しの荷物の整理をする「まどか」とその家族、
仲良くお菓子を分け合う「さやか」と「杏子」、
一緒に買い物をする「マミ」と「なぎさ」
中睦まじい様子の「恭介」と「仁美」等の姿があった。


その夜、
丘のある公園に1人たたずむ「ほむら」の傍に、
「キュウべえ」が姿を現す。

その直後、
満身創痍となった
「キュウべえ」の眼前で、
「ほむら」は高台から
落下していく。




(感想)


初めに、
私は「魔法少女まどか☆マギカ」を、
テレビ本編放送終了後、
大分遅れて全話視聴しました。

そしてこれまた上映から大分間を置いて、
「劇場版」の「[前編] 始まりの物語」と
「[後編] 永遠の物語」を鑑賞しました。

遅まきながら作品に引き込まれ、
今回本「[新編]叛逆の物語」を
劇場まで観に行きました。


まず、
今回の作品について、
良かったと感じた点については、
以下の通りです。



まず物語の冒頭、
テレビ本編最終回と
劇場版「後編」の結末を
全く無視するかの如く、
「まどか」が登場し、
意表を突かれました。

同じく
消えたはずの「さやか」が、
「杏子」と初めてタッグを組んで戦う場面が
新鮮でした。

翌朝の
「まどか」の日常の場面が、
過去の映像の単なる使い回しではなく、
ちゃんと台詞等が変更されていた点が
良かったと思います。

過去の作品では、
設定上学校に通っていないため、
私服姿のみだった「杏子」の
「見滝原中学制服姿」が
披露された事が印象的でした。

そして、
過去の作品では
ほんの少ししか出番がなかった、
「眼鏡と三つ編み姿のほむら」が、
かなり長い時間活躍した事も
興味深かったです。

そして、
「まどか」「ほむら」「さやか」「杏子」「マミ」の5人が、
「セーラームーン」「プリキュア」「スーパー戦隊」を彷彿とさせる
変身シーンと名乗りを披露する場面が、
強く印象に残りました。

本来の「まどか☆マギカ」の作風に反する描写として、
好き嫌いが分かれるシーンかもしれませんが、
当初作品に対し抱かれていたイメージを
あえて形にしてくれた事は
うれしく思います。

「同人誌」等の
パロディーではなく、
オリジナルのスタッフとキャストの手により、
映像化された事に意義あると思いました。

変身シーンが長すぎるという
意見があるかもしれませんが、
「プリキュア」の変身シーンが
かなり長いので、
特に気になりませんでした。

「ナイトメア」に止めをさした
「魔法少女のお茶会」も
オチはえげつないですが、
楽しいシーンだと思いました。

順番が回って来て、
一瞬戸惑う「ほむら」の姿が、
かわいかったです。


そして、
「ほむら」のモノローグを境に、
それまでのほのぼのとした雰囲気が一変し、
観客の疑問が少しずつ解消されていく
シリアスな展開にも
引き込まれました。

違和感の原因を解明するため、
行動を共にする
「ほむら」と「杏子」の組み合わせが、
斬新でした。

「ほむら」と「マミ」の銃撃戦が
迫力満点でした。

互いの発砲した銃弾の弾道が、
複雑に絡み合い、
その隙間で両者が対峙する場面が
本当にかっこ良く見えました。


物語終盤の、
「魔女」と化した「ほむら」を救うため、
奮闘する「魔法少女」達の戦闘場面も、
各自の特徴がきちんと生かされ、
迫力満点でした。

実を言えば、
本作の「新房昭之監督」に対し
「化物語」の様な動きの少ないアニメを作る監督
と言う印象を持っていたため、
視聴する前は
「まどか☆マギカ」に対しても
動きの少ないアニメだと思い込んでいました。

しかし実際に作品を見ると、
あまたのアニメと同様に
普通にキャラが動き、
戦闘シーンも迫力十分でした。

特に、
全体に占める割合は少ないものの、
「魔法少女」の戦闘シーンは、
見応えがあり、
大変お気に入りとなりました。

今回の映画でも、
戦闘場面の迫力は
申し分ありませんでした。


「ほむらのソウルジェムの結界」が崩壊した後の、
「アルティメットまどか」と
「カボチャの馬車」が舞い降りて来る場面が
幻想的でした。

また、
「劇団イヌカレーさん」の描く
「異空間」が、
今回も不気味ながらも
魅力的でもありました。

どことなく、
特撮番組「宇宙刑事シリーズ」に登場した
「魔空空間」「幻夢界」「不思議時空」を
彷彿とさせられました。

それ以外の
「丘のある公園の花園」等の風景も、
細かく描かれ、
立体感がありました。


それから、
「恭介」と「仁美」のカップルのその後が
描かれていたのがうれしく思いました。

黒幕であった
「キュウべえ」については、
「プリキュア」に登場する
妖精を彷彿とさせる
かわいらしいデザインであるのに相反し、
今回も冷酷非情なキャラクターでした。

善意も悪意もなく、
ただひたすら自分の使命を
淡々とこなすだけでした。

予想だにしていなかった
「ほむら」の行動を目の当たりにし、
「君達人類の感情は利用するには危険すぎる」と言い放ち、
人類を見限ろうとするも、
「ほむら」に掌握される「キュウべえ」は、
初めて絶望している様に見えました。




続きまして、
今回の作品で、
残念に感じた点については、
以下の通りです。


まず、
今回の作品を観て感じたのは、
これまでの「まどか☆マギカ」の映像作品を全て視聴し、
作品自体が好きでないと、
ついていけない内容ではないかという事です。

正直、
話が二転三転するため
ついていくのに必死でした。

「ほむら」が
「魔女」である事に気付いた場面の直後から、
「キュウべえ」の説明が延々と続き、
分かりづらかったです。

もっと映像を使って
分かりやすく説明してほしいと思いました。

事前の情報公開で紹介された
新たな魔法少女「百江なぎさ」の出番が少なかった点も
残念でした。

元々「マミ」を頭からかじりついて喰い殺した
「お菓子の魔女=ベベ」の、
魔女化する前の
魔法少女の姿という発想は面白いのですが、
もっと「まどか」達と絡んでほしいと思いました。

「ほむら」によって引き裂かれた
「まどか」に、
何が起こったのかが
良く分からなかった点が残念でした。

最後に登場した「まどか」は、
一体どういう状態の「まどか」なのか
結局最後まで
具体的な説明はありませんでした。

「円環の理」としての「アルティメットまどか」がいなくなったら、
「魔法少女の魔女化」を阻止する者がいなくなるはずですが、
その点についての説明はありませんでした。


そして今回
結果として、
「ほむら」は「悪魔」と化しましたが、
完全に悪に徹しきれていない印象でした。

「ほむら」役の「斎藤千和さん」がインタビューで、
「ほむら」は、
「まどか」以外の人にはさっぱり
興味がないとコメントしていました。

その割に、
今回の「マミ」との対決の際、
時間を停止させた「ほむら」は、
「マミ」の急所を狙いませんでした。

また、
「まどか」さえいれば他はどうでもいいのなら、
「悪魔」と化して
「自分とまどかしかいない世界」を
再構築すればいいと思うのですが、
そうはしませんでした。

「ほむら」は元々病弱で、
劣等感だらけの少女という設定でしたが、
かと言って慈悲深い性格でもない印象を受けました。

かと思えば、
今回の結末を見ると、
「まどか」以外の人間に対して、
完全に冷酷な訳でもないという
感じでした。

今回の「ほむら」は、
「魔女となる運命の魔法少女」を救うために
「まどか」が犠牲になった事が納得しきれず、
彼女を元の世界に戻すために、
1人悪者になったと言う事でしょうか?

上記の解釈の真偽は別として、
「まどかの愛」はまっすぐなのに対し、
「ほむらの愛」は歪んでいる様に受け取れました。


物語のラスト、
「ほむら」は自殺したのでしょうか?

色々な意味で、
消化不良という形に終わった事が
残念でした。


最後に、
作品の内容から離れますが、
前売り券とパンフレットの価格が割高な点が、
納得できませんでした。



残念な点はありましたが、
映画館に観に行って良かったと思える作品でした。

何よりも、
「まどか☆マギカ」に対し、
新参者のため、
作品に対する正しい解釈が
できていないかもしれません。

機会があれば、
本作を見直し、
様々な媒体を使って、
消化不良の部分を
解消したいと思います。


本作に対しては、
今後の関連商品の展開も
気になります。

「黄色リボン版まどか(終盤に登場)」
「見滝原中学制服姿杏子」
「アルティメットほむら(?)」等も、
固定フィギュア・可動フィギュア等で
商品化されそうな気がします。

1番くじだと
例の如く争奪戦必至かもしれませんね。


さて、
「まどか☆マギカ」の脚本家
「虚淵玄さん」は、
2013年放送開始の
特撮番組「仮面ライダー鎧武」の脚本を担当する事になり、
ファンの間で注目されているそうですね。

既に「フォーゼ」の時に
脚本を担当するとの噂がありましたが、
その際は実現しませんでした。

「虚淵玄さん」自身、
「仮面ライダー」の脚本を書ける事を
大変光栄に思っているそうなので、
どの様な物語が展開するのか楽しみです。

このままの流れで
「プリキュアシリーズ」の脚本も
書く事になるかもしれませんね。



さてさて、
「まどか☆マギカ」の今後の展開について、
「新房監督」がインタビューで、
「続ける事ができるなら、これからもぜひ続けていきたいと思っています。」
とコメントしていました。

4作目以降の劇場版が制作されるのか?
テレビシリーズの新作が製作されるのか?

全ては今後の勢い次第だと思いますが、
一体どうなる事でしょう。


それでは、
大変長くなりましたが、
今回はこれまで!







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