映画「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode7 虹の彼方に」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

映画「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode7 虹の彼方に」感想レビュー

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今回は、映画「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode7 虹の彼方に」の感想レビューです。
※完全なネタばれのため、これからご覧になる方はご注意ください。





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「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の第7弾にして完結編である
「episode7 虹の彼方に」を映画館で観て来ました。

以下が「あらすじ」と「感想」です。
※完全なネタばれのためこれからご覧になる方はご注意ください。
また、うろ覚えのため実際の作品の内容と異なる記載がありますが、何卒ご容赦願います。


「翔べ! ガンダム」池田鴻

「永遠にアムロ」池田鴻

「Ζ・刻を越えて」鮎川麻弥

「水の星へ愛をこめて」森口博子

「星空のBelieve」鮎川麻弥

「アニメじゃない~夢を忘れた古い地球人よ~」新井正人

「時代が泣いている」新井正人

「サイレント・ヴォイス」ひろえ純

「一千万年銀河」ひろえ純

「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」TM NETWORK

「流星のナミダ」CHiAKi KURiYAMA

「BROKEN MIRROR」BOOM BOOM SATELLITES

※動画投稿者の方々へ、ありがたく使わせて頂きます。


(あらすじ)

地球連邦空軍「シャイアン防空司令基地」に、
「マーサ・ビスト・カーバイン」、「ローナン・マーセナス」、
浮かない表情の「アルベルト・ビスト」の3人が一堂に会する。
「マーサ」は「ラプラスの箱」に関わる全てを塵に返す事を提案し、
「ローナン」もそれに賛同していた。

同じ頃、
「カイ・シデン」から「マーサ」達の企みを知らされた「ブライト・ノア」は、
「ラー・カイラム」で「シャイアン」に向かう。

「インダストリアル7」付近の宇宙空間では、
「バナージ・リンクス」の「フルアーマー・ユニコーンガンダム」が、
「リディ・マーセナス」の「バンシィ・ノルン」と交戦中であった。

一刻も早く「ラプラスの箱」の元へと向かおうとする「バナージ」は、
必死で説得を試みるものの、「リディ」は聞く耳を持たない。

「バナージ」が手を抜いていると感じた「リディ」の怒りに反応したかの様に、
「バンシィ」は「デストロイモード」へと変化し、
それに連動し「ユニコーンガンダム」も「デストロイモード」へと変化を遂げる。

「ニュータイプ」を否定する「リディ」に対し、
「バンシィ」が変化したのは「リディ」も「ニュータイプ」であるからだと
「バナージ」は必死で訴える。

「ネオ・ジオン」のMSの猛攻を受け、
「ネェル・アーガマ」は進路を阻まれてしまう。

すると「マリーダ・クルス」が、
「クシャトリヤ・リペアード」で出撃し、「バナージ」の元へと向かう。

ブリッジ内の「スベロア・ジンネマン」は、
「マリーダ」に無理をせぬ様呼び掛ける。

「マリーダ」は「バンシィ」の相手を引き受け、
「バナージ」を「ネェル・アーガマ」の支援に向かわせる。

「バナージ」との対決を邪魔され怒り心頭の「リディ」の「バンシィ」相手に、
急場凌ぎで改修された「クシャトリヤ」は苦戦を強いられる。

「ネェル・アーガマ」の砲台代わりに、
「エコーズ」の「コンロイ」が乗る「ジェガン」が
「メガ・バズーカ・ランチャー」で発砲を続けていた。

敵MSの攻撃で「ランチャー」を破壊され
窮地の「ネェル・アーガマ」を「ユニコーンガンダム」が救う。

そこへ、「アンジェロ・ザウパー」の「ローゼン・ズール」が現れ、
サイコミュ機能を封じる「サイコ・ジャマー」の結界に
「ユニコーンガンダム」を捕えてしまう。

「サイコ・ジャマー」により「ユニコーンガンダム」は、
「ユニコーンモード」に戻ってしまう。

激戦が続く中、
「ネェル・アーガマ」のブリッジから
「オードリー・バーン(=ミネバ・ラオ・ザビ)」は、
「リディ」に必死で呼び掛ける。

「ニュータイプ」の能力により、
「リディ」の眼前に
「オードリー」「ミヒロ・オイワッケン」「タクヤ・イレイ」
「ミコット・バーチ」「ジンネマン」「アルベルト」等の姿が浮かぶ。

「ミヒロ」等の声を聞いた「リディ」は、
「オードリー」の幻影に右手を伸ばそうとする。

しかし、
「バンシィ」の右手が「リボルビング・ランチャー」に触れた瞬間
「リディ」の脳裏に「オードリー」に拒絶された光景がフラッシュバックする。

再び怒りに表情を歪めた「リディ」は、
「ランチャー」を掴み取り、「クシャトリヤ」を貫いてしまう。

跡形もなく「クシャトリヤ」が吹き飛んだ直後、
そこから緑色の光が発せられ、無限に広がって行く。

精神体となった「マリーダ」は、
素直すぎる故に苦しんでいると「リディ」の手を握り諭す。

さらに「マリーダ」は、
「ネェル・アーガマ」の「ジンネマン」の前に現れ、
彼を「お父さん」と呼び消えて行く。

「マリーダ」は、
「姫様…マリーダ・クルスここまでです。」と「オードリー」に別れを告げ、
「バナージをしっかりと繋ぎとめてください。そうでないと彼は…」
と訴え消えて行く。

拘束状態の「ユニコーンガンダム」内で、
「バナージ」も「マリーダ」の死を悟る。

「マリーダ」の死と、
友軍機さえ手にかける「アンジェロ」の姿に「バナージ」は激昂する。

すると「ユニコーンガンダム」は「デストロイモード」となり、
「サイコフレーム」が緑色に発光を始める。

やがて3枚の「シールド&ビーム・ガトリングガン」が
「バナージ」の意のままに宙を舞い、
「サイコ・ジャマー」を破壊する。

拘束を解かれた「ユニコーンガンダム」の猛攻を受け、
「アンジェロ」は錯乱状態に陥る。

眼前に現れた「フル・フロンタル」の幻影に「アンジェロ」が手を伸ばした直後、
「ローゼン・ズール」は自らのクローで胸部を刺し停止してしまう。

「マリーダ」の言葉により冷静さを取り戻した「リディ」は、
自らの犯した過ちに動揺し、「バナージ」に自分を撃つよう訴える。

しかし「バナージ」は無言のまま過ぎ去って行く。

戦闘が一段落した後、「ネェル・アーガマ艦長 オットー・ミタス」は、
「袖付き」の「レウルーラ」の動きがない事を不審に感じる。

事態が差し迫っている事もあり、「バナージ」の「ユニコーンガンダム」は、
「エコーズ隊」の「ジェガン」を伴い
「インダストリアル7」の「メガラニカ」へと向かう。

「ユニコーンガンダム」のコクピット内で「オードリー」は
「バナージ」に、何があっても必ず自分の元に帰って来るよう訴える。

「オードリー」と約束を交わし、「バナージ」が決意を新たにした時、
モニターに「貴婦人とユニコーン」のタペストリーが映し出される。

「メガラニカ」内の「ビスト邸」に向かった「バナージ」と「オードリー」は、
以前見たタペストリーの部屋へと入る。

すると室内に「サイアム・ビスト」の声が轟き、床から通路が出現する。

「バナージ」と「オードリー」が、長い通路を抜けると、
眼前に一枚の巨大な石板が現れる。

それは宇宙世紀0001年の「ラプラス」爆破テロで失われたとされていた
「宇宙世紀憲章」であった。

それを見た「オードリー」は、
「ダカール」にあるレプリカの憲章にない
「宇宙に適応した人類が誕生した場合、彼等を政府活動に参画させる事」
という条文がある事に気付く。

すると氷室で一連の出来事を見守っていた「サイアム」と、
「カーディアス」の元秘書「ガエル・チャン」が姿を現す。

「サイアム」は、「バナージ」と「オードリー」に
そのオリジナル「宇宙世紀憲章」こそ「ラプラスの箱」である事を伝える。

「サイアム」は、かつての爆破テロの際偶然「宇宙世紀憲章」を手に入れ、
それを切り札にして財団を創設した事を語る。

同じ頃宇宙を漂う「バンシィ」の中で、
「リディ」は「ネェル・アーガマ」から通信を受け、
戻って来るよう「ミヒロ」達クル―に呼び掛けられる。

やがて「リディ」は、「マーセナス家」が、
「宇宙世紀憲章」の条文が削除された事実を秘匿する事で、
絶大な権力を握り続けてきた事を明かす。

「サイアム」は、
かつて「ジオン・ダイクン」が提唱した「ニュータイプ」の定義が、
憲章にある「宇宙に適応した人類」の定義と同じであるかは分からないと語る。

「サイアム」は、 4年後のU.C.0100年の「ジオン共和国自治権返還」をもって
「憲章」の切り札としての効力が無効となる事を告げる。

そうなる前に「サイアム」は、
「憲章」を真の「ニュータイプ」に託す事を決意し、
「カーディアス」は行動を起こしたのであった。

「ユニコーンガンダム」に搭載された「ラプラス・プログラム」は、
「憲章」を託すにふさわしい「ニュータイプ」であるかを見定め、
「憲章」の元へと導くための鍵であった。

「ビスト家」の血を引く「バナージ」と、
ザビ家」の血を引く「オードリー」という 2人の「ニュータイプ」が出会い、
「憲章」の元に辿り着いた運命に「サイアム」はただならぬものを感じていた。

「サイアム」は、
自分の望みは「憲章」を使いあるべき未来を取り戻す事だけだと明かす。

自分以外の個々の人々にもそれぞれ望みが存在する世界で、
何が正解かは分からないと語る「サイアム」は、
「バナージ」と「オードリー」に「憲章」を受け取る意志があるかを尋ねる。

「オードリー」は、
各国の代表のサインが刻まれた「憲章」は、現在でも十分効力があり、
この「憲章」に刻まれた言葉を人々に伝えたいとと語る。

そして「バナージ」は、自分や「オードリー」が、
「憲章」にある「ニュータイプ」の資質を持っているかは分からないとした上で、 「人の持つ可能性を、俺は信じたい…!」と語る。

「バナージ」と「オードリー」の覚悟を知った「サイアム」は、
2人に「憲章」を託す事にする。

しかしその時氷室の闇の中から「フロンタル」が姿を現す。

「フロンタル」は、
曖昧な可能性に賭けるよりも、
「憲章」を切り札として現状を維持するべきだと主張し、引き渡しを要求する。

「オードリー」から、
「シャア・アズナブル」の器を模した偽者と糾弾されても、
「フロンタル」は動じる様子はない。

「サイアム」から「憲章」の引き渡しを拒否された「フロンタル」は、
強行手段に訴えると告げ再び闇の中に姿を消す。

その頃「メガラニカ」の表面には、
「フロンタル」専用巨大MA「ネオ・ジオング」が取り付いていた。

「ネェル・アーガマ」から「袖付き」が動いた事を知らされ
「メガラニカ」に駆け付けた「リディ」は、
「ネオ・ジオング」の「ジャック機能」に乗っ取られ
同士討ちをさせられる「エコーズ隊」を目の当たりにする。

やがて「フロンタル」が乗り込んだ「ネオ・ジオング」は、
「メガラニカ」内部へと侵入する。

「ガエル」は、「シルヴァ・バレト」に乗り込み、
「バナージ」が「ユニコーンガンダム」に乗り込むまでの時間を稼ぐため
「ネオ・ジオング」に立ち向かう。

しかし「ネオ・ジオング」の圧倒的な力の前に、
「シルヴァ・バレト」は瞬く間に追い込まれる。

「バナージ」の叫びに応え、「ユニコーンガンダム」は戦場に駆け付ける。

「バナージ」は「ユニコーンガンダム」に乗り込み、
「ネオ・ジオング」と共に宇宙へと飛び出す。

するとそこへ「リディ」の「バンシィ」が現れ、
「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」の共同戦線が張られる。

共に「デストロイモード」で立ち向かう
「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」であったが、
「ネオ・ジオング」に動きを封じられてしまう。

「フロンタル」は「バンシィ」を放り投げ、
「ユニコーンガンダム」を掴んだまま超高速で移動を始める。

すると「バナージ」と「フロンタル」の周囲に、
かつての「1年戦争」から「アクシズ地球落下」までの光景が広がる。

やがて何もない暗黒の空間に辿り着いた時、
これが人類の行き着く先だと「フロンタル」は語り始める。

如何に希望や可能性を信じたところで、
結果として今いる虚無の世界に辿り着くと話す「フロンタル」に、
「バナージ」はそれでも人類の可能性を信じると反論する。

すると「ユニコーンガンダム」のサイコフレームが緑色に発光し、
「フロンタル」はそこから温かい物が注がれる事を実感する。

そこへ「ララァ・スン」と「シャア・アズナブル」の幻影が現れ、
彼等に導かれる様に「フロンタル」は眠りに落ちる。

元の場所へと戻った「ネオ・ジオング」の機体は、
「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」の前で、コクピットを除き朽ち果てていく。

その頃
「ラー・カイラム」の「ロンド・ベル」により「シャイアン」は制圧されていた。

「憲章」の存在が公になる事を恐れる「マーサ」は、
「ローナン」に「グリプス2(=コロニーレーザー)」を使い、
「メガラニカ」ごと消滅させる事を進言する。

「グリプス2」の発射装置を前にした「ローナン」に対し、
その場に駆け付けた「ブライト」は、
もし発射すれば「ロンド・ベル」は地球連邦の敵になると宣言する。

しかし「ローナン」は発射ボタンを押してしまう。

その時、
「マリーダ」の死を悟り傷心状態だった「アルベルト」が、
「メガラニカ」には「リディ」がいる事を伝える。

動揺する「ローナン」であったが、
既に「グリプス2」のレーザーを止める術はなかった。

同じ頃、
プラント船としての本来の姿を現した「メガラニカ」を移動させるため
「ジンネマン」は内部に乗り込む。

「グリプス2」発射の情報を知らされた「バナージ」と「リディ」は、
サイコフィールドを使い「メガラニカ」を死守しようとする。

お互い父親の責めを背負わされた者同士である事を実感し、
「バナージ」と「リディ」は初めて打ち解け合う。

「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」はフィールドを展開し、
「グリプス2」のレーザーから「メガラニカ」を守る防壁と化す。

最初はレーザーに押され気味だった「バンシィ」のフィールドが、
「リディ」の激昂により橙色から緑色に変化し威力を増す。

やがて崩壊を始めた「ユニコーンガンダム」の表面に緑色の結晶体が出現し、
フィールドはより強固なものへと変化を遂げる。

やがてレーザーは消失し、「メガラニカ」は難を逃れる。

その直後、宇宙全体のあらゆる通信手段を介して、
「憲章」を前にした「ミネバ・ラオ・ザビ」の演説中継が始まる。

「憲章」の存在が明るみになっても打つ手はいくらでもあると開き直る「マーサ」に 「ブライト」は民間人である「マーサ」等に今後の事を決定する権限はないと告げる。

取り乱す「マーサ」に対し、
「アルベルト」は穏やかな表情で全て終わったと語りかける。

今回の一連の事件に関する事情聴取を受けるため、
「マーサ」は「ブライト」に連行されていく。

去り際に「マーサ」は、「アルベルト」の肩に手を置き微笑みかける。

「オットー艦長」は、
「メガラニカ」のコマンドモジュールで作業を行う「ジンネマン」に、
一段落したら一緒にお茶を飲もうと誘う。

機能停止状態の「ローゼン・ズール」の中で、「アンジェロ」は意識を取り戻す。

機体の外に出た「アンジェロ」の前に、
「ネオ・ジオング」のコクピットが流れ着く。

喜び勇んでコクピットを開いた「アンジェロ」は、
既に動かなくなった「フロンタル」と再会を果たす。

戦いの結末を見届けた
「アムロ・レイ」「ララァ」「フロンタル」等の魂は互いに言葉を交わし、
どこかへと飛び去って行く。
(※「アムロ」「ララァ」「フロンタル」の姿は出て来ません。)

同じ頃、
呼び掛けにも答えない「バナージ」の「ユニコーンガンダム」を、
「リディ」の「バンシィ」は仲間の元へ運ぼうとする。

その時、
表面の結晶体が砕け同時に機体が復元したかと思うと 、
「ユニコーンガンダム」はどこかへと飛び立つ。

「バンシィ」もその後を追うが引き離されていく。

すると「ユニコーンガンダム」前方の宇宙空間に
「カーディアス」に抱かれる幼い「バナージ」の幻影が現れる。

やがてその幻影は現在の「バナージ」へと変化し、
差し出された「オードリー」の幻影の手を掴み取る。

その直後、
「ユニコーンガンダム」のコクピット内で、
「バナージ」は目を開く。



(感想)

まず、本作で良かったと感じた点は以下の通りです。


「episode2」からお馴染みの本編開始前のおさらいが今回は一味違っていました。

「episode EX『百年の孤独』」という宇宙世紀ダイジェストとして、
「カーディアス・ビスト」のナレーションをバックに、
「ファーストガンダム」から「逆襲のシャア」までの映像と音声が流れる内容でした。

「episode6」までは、
ただひたすら最初から直近までの粗筋をおさらいする内容で、
「早く本編を始めてほしい!」
「おさらいの時間も本編に回してほしい!」
と思わずにいられませんでした。

しかし今回は、
お馴染みの「アムロ」の「ガンダム」起動場面はもちろんの事、
「Z」の「カミーユ・ビダン」の「Mk-Ⅱ」起動場面、
「ZZ」の「ジュドー・アーシタ」の「Z」起動場面等懐かしい映像が流され
最後まで退屈せずに鑑賞できました。

続いて本編については、
完結編にふさわしく「ユニコーンガンダム」が大活躍する内容でした。

何でもあり(?)の「ニュータイプ」らしい
「シールド&ビーム・ガトリングガン」が
ファンネルの如く宙を舞う場面が圧巻でした。

無論「フルアーマー・ユニコーンガンダム」の
豊富な武装を駆使した戦闘場面も見応え十分でした。

「バナージ」の叫びに応え、「ユニコーンガンダム」が彼の元に駆け付ける場面は、 「蒼き流星SPTレイズナー」の後半の「レイズナー」を彷彿とさせられました。

「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」の
2機の「ガンダム」が共闘する場面は壮観でした。

そして今回も、
「ガザ」と「ガルスJ」の派生機である「ガ・ゾウム」・「シュツルム・ガルス」、
「ズサ」「ゲルググ」「リゲルグ」「バウ」「ヤクト・ドーガ」等
歴代の作品に登場したMSが多数登場し興味深く鑑賞できました。

そして、
「シャイアン」の防衛用としてほんのわずかの登場でしたが、
「Zプラス」が映像化された事は感無量でした。

「ガンダムセンチネル」のプラモが展開していた当時から
「Sガンダム」共々お気に入りのMSだったので、
公開前から注目していました。

変形するや「トライスター」の「ジェスタ」に押し潰されますが、
一応「ウェイブライダー形態」を披露していました。

「Sガンダム」も映像化してほしいとは思いましたが、
「Sガンダム」は化物並みのスペックを持ったMSなので、
「ユニコーンガンダム」の存在意義がなくなってしまいますね。

また、パンフレットの解説で初めて知りましたが、
小説「閃光のハサウェイ」に登場する「グスタフ・カール」というMSが登場しました。

「閃光のハサウェイ」は本「UC」よりも後の時代が舞台の作品ですが、
これはアニメ化への布石でしょうか?

「メガラニカ」内で登場した「シルヴァ・バレト」も
「ガンダム」みたいでかなりかっこ良く見えました。

厳密には「ドーベン・ウルフ」をベースにした機体だそうですが、
インコム等の武器を次々繰り出す場面は魅力的でした。

「ROBOT魂」で限定商品化されたら売れるでしょうか?

モニター越しに、「ブライト」と「カイ」が会話する場面は、
オリジナルキャストではないもののやはり魅力的でした。

そして、
「サイアム・ビスト」によって
「ラプラスの箱」の正体が語られるクライマックスは、
全編に渡る物語の謎がやっと解明され、スッキリさせられました。

「サイアム」の声を演じた「永井一郎さん」は、
「サザエさん」の「波平さん」役でお馴染みでしたが、
2014年1月27日に宿泊先で急死し、個人的にも大変ショックを受けました。

そのため、
「永井さん」の声で語られる「サイアム」の長台詞は、
一際感慨深いものがありました。

また、
原作小説にはない「フル・フロンタル」と「サイアム」の邂逅の場面が
ベテラン声優の「池田秀一さん」と「永井さん」の声とあいまって、
印象深いものとなっていたと思います。

「古橋一浩監督」達ての希望により盛り込まれた場面だそうですが、
原作者「福井晴敏先生」にも好評だったそうです。

私は原作小説を断片的にしか読んでいませんが、
今となってはあって良かったと思える場面でした。

そして今回、
「フル・フロンタル」と絡む形で、
「アムロ・レイ」の声の「古谷徹さん」と
「ララァ」の声の「潘恵子さん」が参加していた事が大変うれしいサプライズでした。

エンディングのクレジットには「アムロ」と「ララァ」の名前はないものの、
「ララァ」の幻影の後ろ姿が登場しているため、
「アムロ」と「ララァ」の魂が「フロンタル」と出会ったという解釈で
多分間違いないと思います。

どうせならちゃんと「アムロ」「ララァ」「シャア」「フロンタル」の4人が
揃い踏みする映像を出してほしい気もしますが、仕方ありませんね。

それと本作とは無関係ですが、
「潘恵子さん」には、
「聖闘士星矢Ω」で「城戸沙織=女神アテナ」役として参加してもらいたかったです。 (「中川翔子さん」には申し訳ありませんが…)

それから、
今回に限りませんが、
「ZZ」の登場人物やMSが物語に深く関わる展開が個人的に高評価でした。

特に、
「ZZ」の最終回の激戦で生き残った「プルシリーズ」の「プルトゥエルブ」である
「マリーダ・クルス」が、
「バナージ」「オードリー」「ジンネマン」等と織りなす人間ドラマが
物語に深みを与えていたと感じました。

本完結編でも、
死しても精神体となって「リディ」を諭し正気に戻す等、
最期まで見せ場がありました。

「ZZ」のクライマックスからの登場で活躍の場面があまりなかった
「ネェル・アーガマ」が主人公の母艦として扱われていた事も
見逃せません。

本「UC」により、放送当時異色作とされ、特に顧みられる機会に恵まれなかった
「ZZ」の再評価のきっかけになればいいと思います。

そして、
「ファーストガンダム」の「ビグザム戦」等の
旧作の名場面がブラッシュアップされた映像で描かれた事も印象的でした。



続いて、
本作で残念だと感じた点は以下の通りです。


今回のラスボスである「フル・フロンタル」の正体が、
結局明示されなかった点が特に残念でした。

「オードリー」が「シャアの器をした偽者」という台詞を言っていたものの、
はっきりと「クローン人間」等とは断言していませんでした。

「ララァ」と一緒に「シャア」の精神体も「フロンタル」の前に現れていたので、
「シャア」とは別人みたいです。

しかし、
「クローン」を臭わせるような事を「ララァ」は言っていました。

結局「フロンタル」は何者だったのでしょうか?

「富野由悠季監督」が自ら執筆し、
理由あって絶版にした小説の主人公である
「シャアのクローン」が「フロンタル」の原形なのでしょうか?

いずれにせよスッキリしませんでした。

そして
「フロンタル」の乗る「ネオ・ジオング」も、
圧倒的な強さを見せたものの、
あっけない退場の仕方だったと感じました。

「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」のコンビの合体技で、
派手に破壊される最期かと思っていたら、
「フロンタル」の戦意喪失に連動し、機体が朽ち果てて終わりというものでした。

「デカブツMA(MS)は見かけ倒し」
というシリーズの前例に漏れない扱いでした。

また、
「ネオ・ジオング」が背面に展開していた「金色の輪」は
一体何なのかについての説明もありませんでした。

輪が発光すると「ユニコーンガンダム」と「バンシィ」の武器が溶けていましたが、
何故か「シールド&ビーム・ガトリングガン」だけは影響を受けませんでした。

「フロンタル」と「ネオ・ジオング」については、
色々と説明不足な点があり、多少不満が残りました。

話が逸れますが、
「ネオ・ジオング」は「ROBOT魂」で商品化されるのでしょうか?

「HGUC」版で27000円もするので、
実現したらとんでもなく高額になりそうな予感がします…

さて、
「ジンネマン」が
「今度は自分達大人が子供達を守る番だ!」
的な台詞を言っていたものの、
結局は「バナージ」達子供に
「ネェル・アーガマ」の大人達が終始守られていた展開が残念でした。

「バナージ」と「リディ」の活躍で「グリプス2」の脅威が去った後
「メガラニカ」に乗り込む「ジンネマン」達の姿を見ていると
おいしいとこどりをしている様に思えました。

「大人だって頑張っている」
というのが本作のテーマの1つであったはずなのに、
それが最後の最後に生かされなかった点は非常に残念でした。



残念な点はありましたが、
死んだと思われた「コンロイ」「アンジェロ」が生還する展開は
何となく爽やかな気持ちにさせられました。

上映時間の問題もあってか、
原作にあった「オードリー」が「バナージ」に銃を向ける展開や、
「ミコット」が「オードリー」を平手打ちする場面等がカットされていました。

しかし、
「ユニコーンガンダム」に精神を取り込まれ
「バナージ」が廃人となる原作の結末が変更され、
「バナージ」は意識を取り戻し、
「オードリー」の元へと戻った事を暗示する結末は、
ハッピーエンドとなって素直に良かったと思います。

興味はあったものの、難解な用語が飛び交う原作小説を読破できず、
ずっと期待していたアニメ化が実現し、毎回新作を楽しみにしていた
「機動戦士ガンダムUC」は今回をもって完結となりました。

原点である「宇宙世紀」を舞台に展開する作品で、
熱烈な「ガンダムファン」の皆さんにも
受け入れられる作品に仕上がっていたと感じました。

今回も、
大勢のお客さんが劇場に足を運んでいました。

本編終了後、
2015年春公開予定の
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 青い瞳のキャスバル」の予告映像が流れました。

「ファーストガンダム」のキャラデザイナーである
「安彦良和先生」が執筆したコミックが原作の映画です。

私は原作を未読ですが、
以前から、
「シャア」が「赤い彗星」になるまでのエピソードを
アニメ化してほしいとは思っていました。

うれしい反面、実現するのがもっと早ければとも思いました。

ぜひとも「池田秀一さん」の声で完結まで映像化してほしいと思います。

上記作品以外にも、「ガンダム」の新作アニメは制作されると思いますが、
「UC」をきっかけに「宇宙世紀」を舞台にした作品が
作り続けられる事に期待したいと思います。

個人的には「新訳Z」の続編として、
「新訳ZZ」を映画化してほしいと思います。

「新訳Z」が、
テレビ版と新規描き下ろしの絵が混在し、
非常に見づらい印象だったので、
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の様に、全編新規描き下ろしを熱望します。

「ZZ」の変形・合体シーン等、現代風にアレンジし、
よりかっこよく迫力のある映像に仕上げてほしいと思います。

ただ、
主人公「ジュドー・アーシタ」が、
「カミーユ」から「Z」を引き継ぐ経緯がどう描かれるのかが気になります。

「新訳Z」では、
「カミーユ」が精神崩壊するというテレビ本編の結末が変更されて締め括られました。

パイロットとして申し分ない状態の「カミーユ」を如何に退場させるかが問題ですね。

単純な予想ですが、
「ZZ」の第1話(正確には第2話)で、
「ヤザン」にミドルMSで殴り飛ばされるという「サエグサ」の役所が
「カミーユ」に変更され、
結果戦闘不能となり退場すると言った所でしょうか?

せっかくテレビ版のバッドエンドをハッピーエンドにした
「新訳版」の結末が台無しになるので、
それ以外に妙案があればいいのですが…

それと、
小説版で描かれた「ジュドー」達と「アムロ」が絡む展開は
ぜひ映像化してほしいと思います。

「リィナ」の靴を炎の中に投げ込む役所を
「ルー・ルカ」に代わって「アムロ」が担い、
「ジュドー」を諭す場面も外せません。

それと、
「リィナ」を「セイラ・マス」が救出する経緯がきちんと描かれる事を希望します。

現在の観点では、
「ハヤト・コバヤシ」「エルピー・プル」「プルツー」等の死は
回避される展開になるかもしれませんね。

「ジュドー」が「グレミー・トト」に対し、
戦う理由を熱く語る場面は絶対削ってほしくないと思います。

また、
現在のアニメでは相手にされない三枚目キャラの
「ビーチャ・オーレグ」と「モンド・アガケ」も
絶対外さないでほしいと思います。

特に、
意中の女性を殺された「モンド」が、
涙ながらに仇討を果たすエピソードは
何とかして入れてほしいです。

無論「UC」の「マリーダ」に繋がる辻褄合わせもちゃんと盛り込んでほしいです。

そして、
今回「ミネバ」役を演じた「藤村歩さん」は、
機会があればまた「ミネバ」を演じたいとコメントしていたので、
「ZZ」の「ミネバ(正確には影武者)」役を担当してほしいと思います。

さらに、
「逆襲のシャア」へと繋がる場面で締め括られれば申し分ありません。

「新訳Z」が時代の変化に合わせ、細かい要素が変更された様に、
「ZZ」も解釈の変更等が加えられるでしょうね。

放送当時は、
「ZZ」前半主題歌を作詞した「秋元康さん」が、
他のアニメ主題歌でも大人の決めつけや押し付けに
反抗する若者の気持ちを代弁する内容の歌詞を書いていた時代でした。

「ジュドー」も、
「カミーユ」に対しスパルタ方式で軍の規律を叩き込んでいた「ウォン・リー」に、
膝蹴りを食らわせ徹底的に反抗していました。
(「新訳Z」の「ウォン」はすっかり丸くなっていました。)

しかし「福井先生」は、
最初から大人を軽蔑し、独走する若者が主人公の昨今の作品に対し、
「大人だって頑張っているんだぞ!」
という気持ちを込めて「UC」を描いていたそうです。

そういう訳で、
無責任でおいしいとこどりをし、
最後まで「ジュドー」達を失望させていた大人達の描き方が、
新たな形に変更されるかもしれませんね。

いずれせよ、
「ZZ」は個人的にもお気に入りの作品なので、
ぜひ「新訳版」を制作してほしいと思います。

上記で触れた「閃光のハサウェイ」のアニメ化にも期待したいです。

そうなれば、
両親(「ブライト」と「ミライ」)に気付かれぬまま
主人公「ハサウェイ」が処刑される結末も変えられるかもしれませんね。

「ガンダムセンチネル」のアニメ化もぜひお願いしたいと思います。


何はともあれ、「富野監督」自身が描く「ガンダム」の新作を含め、
「ガンダムシリーズ」の今後の展開を楽しみにしたいと思います。

それでは大変長くなりましたが、
今回はこれまで!


(入場者プレゼント)
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(劇場内特別展示)
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上映館内の特設スペースに
劇場限定販売のプラモと「HGUC 1/144 ネオ・ジオング」が展示されていました。
※プライバシー保護のため、モザイク処理を施しています。

(おまけ)
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レビューしようとしたものの途中で挫折し、手元に残っていた「GUNDAM FIX FIGURATION METALCOMPOSITE ユニコーンガンダム」の写真をこの機会にアップしました。
写真が少な過ぎて大変申し訳ありません。





 

 

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