Vシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION 」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

Vシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION 」感想レビュー

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今回は、
Vシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」の感想レビューです。

※完全なネタばれなので、これから鑑賞される方々はご注意下さい。




2012年公開の映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」

「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
2013年公開の映画「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」
に続き「新生宇宙刑事」の活躍を描いた
Vシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION 赤射版」を鑑賞しました。

本ブログではこれまで、
映画館で鑑賞した作品の感想レビューを掲載して参りましたが、
今回は初めて「Vシネマ」の感想レビューをお送り致します。

以下が「あらすじ」と「感想」です。

※完全なネタばれなので、これから鑑賞される方々はご注意下さい。

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(BOX)
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(内箱)
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(ブックレット)
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「宇宙刑事シャリバン」串田アキラ

「強さは愛だ」串田アキラ

「スパーク!シャリバン」串田アキラ

「SON OF SUN~太陽の息子(こ)」串田アキラ

「Yeh!シャリバン」 串田アキラ

「DANGER MELODY」ポプラ

「シャリバンV(ビクトリー)マーチ 」 尾崎紀世彦、ジャパン・エコーシンガーズ

「超次元戦斗母艦グランドバース」串田アキラ

※動画投稿者の方々へ、ありがたく使わせて頂きます。



(あらすじ)


どこかの戦場で、
「十文字撃=宇宙刑事ギャバンtype.G(演:石垣佑磨さん)」は、
怪人「リザードダブラー(声:増谷康紀さん)」と交戦中であった。

「ギャバン」の猛攻に追い詰められた「リザードダブラー」は、
手にした「幻夢界発生マシン」を起動させようとする。

間一髪、
「ギャバン」の「ギャバンハイパーダイナミック」が炸裂し、
起動は阻止され、
「リザードダブラー」は逮捕される。

同じ頃、
「惑星間webニュース」では、
壊滅した犯罪組織「マクー」「マドー」「フーマ」を彷彿とさせる事件が
宇宙で頻発しているとの報道が流されていた。

その中で、
「ネオマドー」と呼ばれる組織の最高幹部
「ガイラー将軍(演:西興一朗さん)」が製造・販売する
「ハイパーM」という禁止薬物によって、
人間が殺人マシーンと化す動画が紹介される。

「ハイパーM」は、
筋力が増強されると共に痛みを全く感じなくなる反面、
短時間で解毒しなければ確実に死に至る副作用があった。

その映像を、
謎の怪人「ホラーガール」が1人部屋で視聴し、
歓喜の声を上げていた。


「バード星 銀河連邦警察本部」に戻った「撃」は、
新任の「ニコラス・ゴードン長官(演:藤堂新二さん)」と
「エリーナ秘書官(演:穂花さん)」に、
事件に関する報告を行う。

「マクー」「マドー」の残党が
一連の事件を引き起こしていると推測する「ゴードン長官」に対し、
「撃」は、
当事者等に思想性や、
大いなる意思の存在を感じ取る事ができず、
模倣犯の可能性があると訴える。

半信半疑の「ゴードン長官」に対し、
当事者等の共通の要因を探り出すと
「撃」は進言する。

報告を終えた「撃」は、
丁度捜査に出発する「烏丸舟=2代目宇宙刑事シャイダー(演:岩永洋昭さん)」から、
「日向快=2代目宇宙刑事シャリバン(演:三浦力さん)」が
「ネオマドー」絡みの極秘任務を受けている事を告げられる。



その頃「快」は、
「宇宙科学捜査官シシー(演:桃瀬美咲さん)」を伴い
「超次元戦闘母艦グランドバース」で地球に向けて出発していた。

2人は、
地球で「ガイラー将軍」が「ハイパーM」の取引を行うとの
情報に基づき、
地球で他の宇宙刑事2名と協力し
その現場を押さえる事となっていた。

地球に到着した「快」は、
彼と同じ「イガ星」出身の幼馴染
「セイギ=宇宙刑事エステバン(演:馬場良馬さん)」と
その上司「宇宙刑事アイリーン(演:矢吹春奈さん)」と合流する。

「快」は「セイギ」に、
かつて「伊賀電=初代宇宙刑事シャリバン(演:渡洋史さん)」に投げかけられた
「宇宙刑事って何だ!」
という問いの答えが見つかったか尋ねる。

自分なりに見つけたと答える「セイギ」に対し、
「快」は
「完璧な計算を元に決断し行動できる者」
と得意気に答える。

和やかな空気が流れる中、
「アイリーン」は1人素っ気ない態度を取る。

「快」は「ゴードン長官」より、
「ネオマドー」のスパイの容疑が掛けられた「アイリーン」を見張り、
その証拠を押さえると言う特命を受けていた。

「グランドバース」内で開かれた作戦会議で
「アイリーン」より、
「ガイラー将軍」と宇宙マフィア「ガマゴン」の一味を
取引現場で一気に検挙するとの作戦が伝えられる。

「快」は自身の計算に基づき時間差で踏み込むべきと主張するが、
「アイリーン」に一笑に付されてしまう。

さらに「快」は、
「ガイラー将軍」の護衛を務める
「魔怪獣ガードビースト」について尋ねるが、
「アイリーン」は「ガイラー将軍」と「ガマゴン」の逮捕を
優先する様告げる。


「快」「セイギ」「アイリーン」の3人は
取引現場の「03倉庫」に到着する。

すると「セイギ」は、
用を足すためその場を一時的に離れてしまう。

「快」は
「アイリーン」がスマホを操作する姿を
見逃さなかった。

同じ頃取引現場では、
「ガイラー将軍」が共犯者から提供された
情報を確認していた。

やがて身を隠した状態の
「快」「セイギ」「アイリーン」の眼前で、
「ガイラー将軍」と「ガマゴン(声:井戸田潤(スピードワゴン)さん)」との
取引が始まる。

「ハイパーM」の効果を疑う「ガマゴン」に対し、
「ガイラー将軍」は部下の女兵士に
「ハイパーM」を注射した上で、
その効果を立証する。

その様子を窺っていた「セイギ」が
突然飛び出した結果、
「アイリーン」等の作戦は台無しになってしまう。

瞬く間に現場は
宇宙刑事と
「ネオマドー」・「ガマゴン」一味との交戦状態となる。

「アイリーン」は被弾しても動じない
女兵士と格闘するが、
やがて相手は副作用で死亡する。

「アイリーン」はそのまま
逃走した「ガイラー将軍」を追跡する。


一方「ガマゴン」と格闘していた「快」は、
「シャリバン」へと「赤射」する。

同じく「ガードビースト」を追い詰めた「セイギ」は、
「エステバン」へと「電着」する。


「シャリバン」の猛攻に追い込まれた「ガマゴン」は、
「幻夢界発生マシン」を起動させ、
「シャリバン」を「幻夢界」に飲み込んでしまう。

通信で「シシー」から
作り出されたのが偽物の「幻夢界」である事を知らされた「シャリバン」は、
「バースビーム」で空間を破壊する様指示する。

「シシー」は
「グランドバース」を「バトルバース・フォーメーション」に変形させ、
「バースビーム」を発射し空間を吹き飛ばす。

「シャリバン」が逮捕しようと近づいた時、
「幻夢界発生マシン」が「ガマゴン」もろとも
爆散してしまう。

「幻夢界発生マシン」の分析を「シシー」に任せ、
「シャリバン」は「エステバン」と合流する。

「エステバン」が「ガードビースト」に止めを刺そうとした瞬間、
「アイリーン」が立ちはだかり、
剣は無効と告げた上で、
「ガードビースト」に至近距離から発砲する。

「アイリーン」は「セイギ」に対し
作戦を台無しにした事、
「快」に対し「ガマゴン」の逮捕に失敗した事を責める。

それに対し「快」は、
自分達が踏み込んだ際「ガイラー将軍」が落ち着いた様子であった事を指摘し、
捜査情報が漏れていた可能性を語る。

「ガイラー将軍」を取り逃がしたと語る「アイリーン」に、
「快」は疑いの目を向ける。


「ネオマドー」の次の動きに備え、
地球に留まる事となった
「快」「セイギ」「アイリーン」等は、
「グランドバース」内で
食卓を囲む事となる。

「ガードビースト」の遺体を確認しようとする
「アイリーン」を制止した「快」は、
「シシー」に大至急遺体を分析する様指示する。

その間に「快」「セイギ」「アイリーン」等は、
「シシー」の手料理を堪能する。

昔から計算ずくと「セイギ」から評される「快」に、
「アイリーン」は
「計算だけに頼っていいの?」
と尋ねる。

その言葉を聞いた「快」は、
かつて「伊賀電=初代宇宙刑事シャリバン」からも
同じ事を言われたと語り出す。

まだ巡査だった頃の「快」と「セイギ」は、
ある日パトロール中に、
凶悪指名手配犯に遭遇した。

人質を取り、
銃を捨てるよう要求する犯人に対し、
銃を捨てない方が確実に相手を検挙できると
「快」は計算し、
銃を構え続けた。

計算通り、
「快」は1発目の発砲で犯人の銃を落とし、
2発目で人質を解放し、
3発目で犯人の両足を撃ち抜く。

しかし、
銃撃を無効化する体質の犯人は、
逆上し人質に刃物を振り下ろそうとする。

その時、
「伊賀電」が犯人を蹴り飛ばし、
人質を救出する。

掴み取った銃で発砲する犯人に対し、
「電」は「シャリバン」に「赤射」し
相手を打ち負かす。

事件解決後、
「電」は「快」と「セイギ」を叱責する。

飽くまで計算に頼り言い訳する「快」に対し「電」は、
「計算だけに頼っていいのか?」
と尋ねた上で、
「宇宙刑事って何だ!」
と問い掛ける。

「今のままではお前たちは、本当の意味での宇宙刑事にはなれない!」
と告げられた「快」はその理由を尋ねるが、
「電」は、
「答えは自分で出せ!」
とだけ言い放ちその場を去って行った。


「電」の問い掛けに対し
「経験を重ねてより完璧な計算ができる事こそが一流の宇宙刑事」
という答えを見つけたと自信ありげに語る「快」に、
「真実は計算を越えた所にある」と「アイリーン」は告げる。

その時「シシー」からの通信が入り、
「ガードビースト」の皮下組織を切る事ができないと告げられる。

「快」と「シシー」の会話を聞いた「アイリーン」は、
手術室に掛け込み、
邪魔をする「シシー」を突き飛ばし、
「ガードビースト」を電気ショックで蘇生させる。

遅れて手術室にやって来た「快」は「シシー」から、
「アイリーン」が「ガードビースト」を連れて逃げたと告げる。

「快」は「セイギ」と「シシー」に、
自らに課せられた特命の内容を明かし、
取引現場で「アイリーン」が、
「ガードビースト」の皮下組織を一時的に硬化させ
仮死状態にしていたという推測を語る。

「ガードビースト」を脱出させた直後、
「アイリーン」は「快」に追い詰められる。

「ネオマドー」のスパイとして連行しようとする「快」に、
「アイリーン」は何かを見せようと
胸の内ポケットに手を入れる。

その時、
「セイギ」の発砲により
「アイリーン」は急所を撃たれ崩れ落ちる。

「アイリーン」の件について
「快」から報告を受けた「ゴードン長官」は、
精神的ショックを受けた「セイギ」を
休養させる事を告げる。

治療室で昏睡状態の「アイリーン」を前に、
「セイギ」は、
宇宙刑事の意義を見失ったと吐露する。

すると「快」は、
「電」が昇進に伴い現場を離れた当日、
「宇宙刑事とは完璧な計算によって犯人逮捕のために拳を振るう者」
という問いの答えを伝えた所、
「まだ認める訳にはいかないな、お前を宇宙刑事として!」
と告げられた事を明かす。

「セイギ」が去った直後、
「快」は「シシー」により、
「ガードビースト」から採取した組織片が
人間の細胞に変化したと告げられる。

それを聞いた「快」は、
「アイリーン」の上着の内ポケットから、
1枚の写真を発見し、
「アイリーン」がスパイではない事を悟る。

「シシー」にある物の科学鑑定を依頼した後、
「快」は「アイリーン」のスマホを使い、
「ガードビースト」とコンタクトを図る。

「快」は、
「ガードビースト」と「アイリーン」の合流場所に予定されていた
ビルの屋上へと向かう。

飛び出して来た「ガードビースト」は、
「快」に殴りかかり、
「アイリーン」
を撃った事を責め始める。

それに対し「快」は、
細胞片の鑑定結果から、
「ガードビースト」の正体が
殉職した「宇宙刑事ジェンサー(演:富田翔さん)」である事を突き止めた事を告げ、
自らの落ち度を詫びる。

「アイリーン」のパートナーであった「ジェンサー」は、
表向きは殉職した事とした上で、
「ネオマドー」に潜入捜査していたのだ。

取引現場で「アイリーン」が通信していた相手は、
「ジェンサー」であり、
極秘任務のため「ゴードン長官」にも告げられてはいなかった。

「ネオマドー」内部に潜入し摘発するため、
「ジェンサー」は自ら志願し改造手術を受け、
「魔怪獣」の姿となったのであった。

何故そこまで無茶をするのかと尋ねる「快」に、
「ジェンサー」は
「宇宙刑事だからだ!」と答える。

さらに「ジェンサー」は、
「俺はこの拳を普通の人々の普通の幸せのために使いたいんだ!
力を持たない、けれど平和を愛する誰かのためにな!」
と自らの思いを語る。

「快」が「アイリーン」がスパイではない事を確信したその時、
突如屋上で大爆発が起こり、
2人は爆炎に飲み込まれる。


宇宙刑事が3名死亡したとのWebニュースが報道された直後、
とあるクラブに「ガイラー将軍」と「セイギ」の姿があった。

「ネオマドー」のスパイである「セイギ」は、
「ガイラー将軍」に報酬を4倍にする様要求する。

作戦が成功し、
ご機嫌の「ガイラー将軍」と「セイギ」の前に、
重傷を負った「快」が現れる。

「ジェンサー」は身を挺して「快」を守り、
「頼むぞ…俺の分まで…」
という言葉を遺して息絶えたのであった。

「快」は、
用を足すふりをして
取引現場の「ガイラー将軍」と連絡を取り、
「ネオマドー」のスパイとして葬るため
「アイリーン」を撃ち、
治療室に盗聴器を仕掛け「快」の行動を見張り、
全てを悟られたと考え
時限爆弾でビルの屋上を爆破したという
「セイギ」の暗躍の全貌を語る。

すると「セイギ」は、
人間の本質は悪故に、
いくら奮闘しても宇宙にはびこる悪はなくならないと悟り、
悪とつるめば「宇宙刑事」は最高においしい仕事である
という答えに辿り着いた事を語る。

一緒に堕ちようと誘惑する「セイギ」に、
「本当の宇宙刑事」が何であるかに気付いた事を
「快」は語る。

その答えを教えるよう迫る「セイギ」に「快」は、
「お前は刑務所の中で一生考えろ!」
と言い放つ。

すると
「ガイラー将軍」と「セイギ」の合図により、
「ネオマドー兵士」が「快」に襲いかかる。

兵士を全員叩き伏せた「快」の前で、
「ガイラー将軍」は「ハイパーM」をかざし
余裕を見せる。

「快」により「ハイパーM」を撃ち落とされた「ガイラー将軍」は、
「幻夢界発生マシン」を起動させようとするが、
「快」によって殴り倒され気絶してしまう。

「セイギ」は「快」を蹴り飛ばし、
満身創痍の状態で自分に勝てるか計算するよう
「快」を挑発する。

それに対し「快」は、
「勝てる!俺は宇宙刑事だからな!」
と拳を突き出す。

やがて
「快」は「シャリバン」に「赤射」し、
「セイギ」は「エステバン」に「電着」し、
両者は激突する。

「シャリバン」の猛攻に追い詰められた「エステバン」は、
予め「グランドバース」から連れ出していた
「アイリーン」を人質に
銃を捨て「赤射」を解除するよう迫る。

過去の事件の光景を思い出した「快」は、
「赤射」を解除しなければ自分の生還確率が90%であり、
解除すれば0となるという計算結果を弾き出す。

自分に構わず「エステバン」を斬れと叫ぶ
「アイリーン」の訴えを拒み、
「シャリバン」は「赤射」を解除してしまう。

「エステバン」は「アイリーン」を放り投げ、
生身の「快」を容赦なく攻撃し始める。

血を吐き、
足を撃たれて立ち上がれない状態の「快」に
「エステバン」は止めを刺すため
「レーザーブレード」を構える。

すると「快」は身をかわし、
傍に落ちていた「ハイパーM」を掴み取り
自らの身体に注射する。

「ハイパーM」の効能により、
「エステバン」に斬られても、
「快」は痛みを感じる事もなく、
その場に立ち続ける。

「これがてめえの計算か!」
と激昂する「エステバン」に、
「計算して、こんな馬鹿な事ができるか!」
と言い放ち、
「快」は「シャリバン」に「赤射」する。

「シャリバン」は「レーザーブレード」で
「エステバン」をめった斬りにした上で、
必殺の「シャリバンクラッシュ」を炸裂する。

敗北し、
「快」に手錠をかけられた「セイギ」は、
「ハイパーM」の副作用により間もなく死ぬと告げ
意識を失う。

崩れ落ちた「快」は、
「アイリーン」に「シシー」への遺言を託す。

するとそこに「シシー」が駆けつけ、
「勝手に死ぬなんて許さない!絶対死なせないからね!」と
「快」に言い放つ。

「快」は、
「計算…以上に…気持ちいいな…お前の…膝枕…」
と「シシー」に告げながら意識を失う。



「銀河連邦警察本部」に運ばれた「快」は、
解毒剤・応急処置・「シシー」による「ハイパーM」の分析結果により、
一命を取り留める。

「撃」は、
「快」が押収した「幻夢界発生マシン」を手に、
「ガイラー将軍」の取り調べを行う。


すると「ガイラー将軍」は、
自分が「ホラーガールの部屋」と呼ばれるサイトを閲覧する内に、
「マドーの幹部」と思い込む様になった一般人である事を自白する。

模倣犯は同一のサイトを閲覧し、
そこの管理者である「ホラーガール」により
遠隔操作で洗脳されていたのであった。

「撃」は、
「リザードダブラー」「ガマゴン」も同様と推測し、
「ホラーガール」をコピーキャット大量洗脳事件の容疑者と特定する。

さらに「ガイラー将軍」は、
「ホラーガール」の仲間となる事により送られる
設計図により「幻夢界発生マシン」を製造した事を明かす。



回復した「快」は、
「電」と再会し、
「シシー」に叱責された事を話す。

「これからも計算で行くのか?」と尋ねる「電」に対し、
「計算は続けます。でも計算だけに頼るのやめました。」
と「快」は答える。

さらに「快」は、
「握った拳は、誰かの幸せを守るために使い続けます。」
と続ける。

そんな「快」を
「頑張れよ!宇宙刑事!シャリバン!」
と「電」は激励し去って行く。


「シャリバン」の活躍により「ネオマドー」は摘発され、
その背後に彼等をマインドコントロールしていた
洗脳犯「ホラーガール」がいる事も判明した。

事件はまだ終わってはいなかった。




(感想)


まず、
本作品で良かったと感じた点は以下の通りです。



「東映ヒーローのお祭り映画」を盛り上げるための
駒の役割で終わる事無く、
「2代目シャリバン=日向快」が主役の作品が制作された事を
何よりも高く評価したいと思います。

本作では、
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
「スーパーヒーロー大戦Z」では、
ほとんど描かれる事がなかった
「日向快」のキャラクターが、
深く掘り下げて描かれていました。

上記2作でも、
「快」は感情の起伏の少ない印象を受けましたが、
本作では、
計算高い性格という新たな設定が設けられ、
上記のイメージに肉付けが施されていました。

物語冒頭はクールな印象だった「快」が、
クライマックスでは、
熱血漢に変化する場面が圧巻でした。

また、
初めて「快」専用の
「赤射プロセス」が描かれた点も
うれしく感じました。


そして今回、
「渡洋史さん」の、
「伊賀電=初代宇宙刑事シャリバン」役として
出演が叶った事が、
個人的に感無量でした。

「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」で、
「一条寺烈=初代宇宙刑事ギャバン」役で
「大葉健二さん」が活躍する場面を見ていて、
「渡さんの『伊賀電』も復活させてほしい」
と思わずにいられませんでした。

上記2作品公開後、
「渡さん」宛てにファンの方々から、
「伊賀電=シャリバン」としての出演を希望する声が
数多く寄せられたそうです。

しかし、
「渡さん」は、
「役者は待つのが仕事」
とコメントするに留まり、
自ら出演を希望する言葉は
控える様にしていました。

大人の事情により、
俳優自身が申し出て
過去に演じた特撮ヒーローを再び演じる事が可能な場合と、
制作側からのオファーがない限り、
出演が叶わない場合があるそうです。

「渡さん」の場合
後者に該当するため、
オファーが来るのを
ひたすら待つしかなかった様です。

そして
偶然のタイミングで、
本作の制作と、
自身の出演が予定されている事を
知らされたそうです。

肝心の本編では、
「快」と「セイギ」の先輩・師匠として、
貫録たっぷりの演技と存在感を披露していました。

「烈」と「撃」の時の様に、
取っ組み合いをする場面はありませんでしたが、
「快」と「セイギ」に課題を与え、
「宇宙刑事」としての自覚と覚悟を持たせようとする姿は
大変かっこ良く見えました。

僅かであったものの、
「伊賀電」から「シャリバン」に「赤射」する場面は、
大変懐かしく思えました。

形式上「シャリバン」を譲った時点では、
「快」が「宇宙刑事」である事を認めなかった「電」が、
奮闘の末課題の答えを見つけた彼を
2代目として認め激励する場面は、
ありきたりですが、
大変爽快でした。


本作について、
制作記者発表での「坂本浩一監督」の
「かつての『宇宙刑事』の良さを保ちつつ、独自の新しい宇宙刑事の世界観を描きたい。」
というコメント通り、
新たに加わった要素が印象に残りました。

本作では、
これまでの「宇宙刑事」とは異なり、
「撃」や「快」が敵を仕留める事無く
逮捕する姿が描かれました。

「警察組織のヒーロー」という点を強調する目的で
盛り込まれた描写だそうですが、
「宇宙刑事」としては大変新鮮に見えました。

確かに
過去の「警察組織のヒーロー」は、
犯人(怪人)を逮捕する事無く、
やっつけてしまうのが定番でした。

「機動刑事ジバン」は「対バイオロン法」により
「バイオロン」を抹殺する事が許可され、
「特捜戦隊デカレンジャー」は、
「ジャッジメントタイム」で
有罪が確定した「アリエナイザー」を
その場で処罰していました。

無論
「仮面ライダーW」の
「照井竜=仮面ライダーアクセル」の様に、
「ガイアメモリ」により怪人化した犯罪者を、
戦闘後逮捕する「警察組織のヒーロー」も
ちゃんと存在しました。

ただ、
「宇宙刑事」の作品としては、
初の試みでした。

それ以外にも、
「シャリバン」が「エステバン」との決戦で披露した
「レーザーブレードの逆手持ち」
も新鮮でかっこ良く見えました。


「ネオマドー」の名前が登場し、
新たな悪の組織の存在を匂わせながら、
結局「ガイラー将軍」等は洗脳されただけの模倣犯であったという結末が、
肩透かしを食らわされた印象でした。

しかし物語冒頭で「撃」が、
既にその可能性を示唆する描写が挿入されていて、
救われた気がします。


制作記者発表で「石垣さん」が、
「『仮面ライダー』『スーパー戦隊』とは違う物を作れたらいいなと思っている。」
とコメントされていた通り、
他の東映ヒーローとは一線を画する作風に仕上がっていたと痛感しました。

特に本作では、
「血の演出」
が強く記憶に残りました。

見る人によっては嫌悪感を持たれるかもしれませんが、
その分物語に緊迫感を与えていると感じました。

「ハイパーM」の効能を証明するため
「ガイラー将軍」が「女兵士」に薬を注射し、
剣で切り裂く場面や、
その「女兵士」が副作用により
吐血し絶命する場面等
「東映ヒーロー作品」としては、
いつになく生々しい描写が多々ありました。

しかし、
「赤射」を解除し、
生身の状態で「エステバン」の猛攻を受け、
血ヘドを吐き、
足を撃たれ、
血だるま状態の「快」が、
「ハイパーM」を注射し
立ち上がる姿は血肉沸き踊る場面でした。

クールで計算高いキャラという
それまでのイメージを払拭し、
捨て身の覚悟で戦う熱血漢に
「快」が変化した名場面だと感じました。

その直後の、
「シャリバン」にめった切りにされ、
「エステバン」が血しぶきを上げる場面も
印象深いものでした。

放送コードの厳しい昨今のテレビでは無論の事、
幅広い客層を対象とした劇場版でも見る事のできない
「Vシネマ」だからこそできた演出だと痛感しました。

様々な規制の中で、
視聴者が感情移入できる場面を描く事ができる
クリエーターや役者の皆さんの創意工夫と才能は
無論認めます。

しかし、
刺激が強く、
見る者を選ぶ演出であったとしても、
それなくして描く事はできない
重厚な映像があると思います。

今回の血の演出には、
痛みが伝わって来るかの様な
臨場感がありました。

本作に限って言わせてもらえれば、
極限までボロボロになりながら戦い続ける
ヒーローとしての「快」のかっこ良さが、
余す事無く描かれていたと痛感しました。


それ以外にも、
生身のアクションシーンが、
「仮面ライダー」「スーパー戦隊」以上に
迫力があり、豪華でした。

冒頭の「ギャバンtypeG」VS「リザードダブラー」、
「シャリバン」VS「ガマゴン」
「シャリバン」VS「エステバン」
の爆発シーン等も迫力十分でした。


「ガマゴン」が発生させた
「幻夢界」の描写も、
弱冠見劣りがするものの、
それなりにオリジナルの雰囲気を
再現していて好感が持てました。

「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」における
「マクー空間」の描写が
何かコントみたいに見えて不満を感じていたため、
それが一応解消された気持ちです。


また、
「スーパーヒーロー大戦Z」までは主役だった
「十文字撃=宇宙刑事ギャバンtypeG」が、
本「シャリバン編」と「シャイダー編」を繋ぐ
橋渡し役としていい味を出していました。

そして「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の「ゲキバイオレット=深見ゴウ」役を演じた
「快」役の「三浦力さん」をはじめ、
「特命戦隊ゴーバスターズ」で「ブルーバスター=岩崎リュウジ」役を演じた
「セイギ」役の「馬場良馬さん」、
「爆竜戦隊アバレンジャー」で「アバレッド=伯亜凌駕」役を演じた
「西興一朗さん」、
「アバレブルー=三条幸人」役を演じた
「ジェンサー」役の「富田翔さん」、
「今中笑里」役を演じた
「ニュースキャスター」役の「西島未智さん」等、
「スーパー戦隊」縁の俳優さんが顔を揃えている点も見所でした。

それぞれ「スーパー戦隊」のキャラのイメージを覆し、
本作のキャラを雰囲気たっぷりに演じていました。

「馬場さん」は、
個人的に好感を持っていた「リュウジ」から一転、
卑劣な裏切り者「セイギ」になりきっていました。

「西興一朗さん」は、
映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦 さらば永遠の友よ」のコメントにもありましたが、
ドラマ等での経験があるためか、
「ガイラー将軍」として
見事な悪役ぶりを披露していました。

さらに、
洗脳から解放されて小心者に戻った
ラストの取調室での姿も印象的でした。


そして本作から
「快」の相棒として
「シシー」というキャラクターが新たに加わりました。

かつての「伊賀電」の相棒の「リリィ」の様に
銃を手に戦う場面はありませんでしたが、
「快」の掛け替えのない相棒として描かれていました。

今後「宇宙刑事」の劇場版等で、
「撃」の相棒の「シェリー」、
本「シシー」
「シャイダー編」に登場する
「烏丸舟」の相棒「タミー」の
3人が揃うといいと思います。


また、
2013年に亡くなられた「西沢利明さん」が演じた
「コム長官」に代わり、
「ニコラス・ゴードン長官」というキャラが
登場した事も印象に残りました。

「ゴードン長官」役の「藤堂新二さん」は、
「スパイダーマン(東映版)」で「スパイダーマン=山城拓也」役、
「電子戦隊デンジマン」で「ヘドラ―将軍」役を演じた方です。

「スーパーヒーロー大戦Z」では、
長官ではないものの、
「一条寺烈」が「コム長官」的な役割を担っていました。

最後の最後まで圧倒的な存在感を見せつけた
「コム長官」のイメージが強いため、
すぐに受け入れる事は困難ですが、
「ゴードン長官」には、
今後の「宇宙刑事」作品での活躍に期待したいと思います。

それから、
クライマックスのクラブの場面で、
「ガイラー将軍」の背後に
「スーパーヒーロー大戦Z」版の
「魔王サイコ」の肖像画が描かれ、
客の中に
「時空戦士スピルバン」の戦闘員「キンクロン」らしきキャラがいる等、
遊び心を感じる箇所も見逃せませんでした。



続いて、
本作品で残念に感じた点は以下の通りです。



「Vシネマ」故か、
「仮面ライダー」「スーパー戦隊」と比べ
まだまだ発展途上故か、
予算を抑えて制作されたと見て取れる箇所がありました。

今回何よりも、
「伊賀電」が「赤射」した「初代シャリバン」と
「日向快」が「赤射」した「2代目シャリバン」が
並び立つ場面がなかった点が残念で仕方ありませんでした。

「初代ギャバン」と「ギャバンtypeG」の「ダブル蒸着」は既に実現しているため、
それに続けて「ダブル赤射」も映像化してほしいものでした。

「シャリバン」のスーツを2つ用意する余裕がなかったためでしょうが、
「ウルトラマンダイナ」の「偽ダイナ」が登場する回で、
同一モードで「ダイナ」と「偽ダイナ」が対決が実現しなかったのと
同じ位じれったさを感じました。

同様に、
今回登場した「エステバン」のスーツも、
「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の
「ギャバンブートレグ」のカラバリだった点も
残念でした。

「馬場さん」も予想していたそうですが、
「エステバン」のデザインが公開された時点で、
目の肥えたファンに悪役だとバレバレでした。

こちらも一からスーツを作る余裕がなかった訳ですね。

「イガ星人の裏切り者」と言う点は、
元祖「シャリバン」で「尾崎紀世彦さん」が演じた
「マリオ」を彷彿とさせるものの、
上記の使い回しのために、
「セイギ」の設定が台無しになった印象を受けました。

続いて、
今回も「グランドバース」がCGだった点が
やはり残念でした。

「グランドバース」単体での変形シーンが描かれた点は良いのですが、
元祖の様にミニチュア製にしてほしいものでした。


クライマックスの決戦では、
「シャリバン」の「シャリバンクラッシュ」と
「エステバン」の「エステバン・アグレッション」が
激突した上で、
「シャリバン」が勝利したら尚良かったと思います。

ただ、
「エステバン・アグレッション」はあまり強い技では
ない様でしたが…


それと尺の都合とは言え、
「快」と地球の一般人との交流場面が無い点も
残念でした。

かつての「宇宙刑事」では、
戦闘場面だけでなく、
毎回描かれる人間ドラマも魅力でしたので。

人間ドラマと言う点では、
本作でもきちんと描かれていたものの、
もう少し範囲を広げてほしいものでした。


これも尺の都合か、
直前まで昏睡状態であったはずの
「アイリーン」が、
「エステバン」に人質にされた時には
既に回復していた点について、
具体的な説明がなかった点も気になりました。



本当に残念な箇所があったものの、
復活した「宇宙刑事」の新作を視聴できた事自体は、
満足しています。

「宇宙刑事NEXT GENERATION」は、
本「シャリバン編」がハードコアな男の刑事ドラマであったのに対し、
次回作「シャイダー編」はファンタジックなアクションコメディーとなるとの事です。

「烏丸舟=2代目宇宙刑事シャイダー」が主役の
「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」にも
期待したいと思います。

ただし、
あまり期待し過ぎると、
今回の様に拍子抜けさせられる箇所が
増えるかもしれないので、
程々に抑えておこうと思います。

今回の「シャリバン編」で、
「快」から「アイリーン」に関する報告を聞く「エリーナ秘書官」の姿に
不気味な効果音が重なる場面がありましたが、
「シャイダー編」への布石でしょうか?

何はともあれ、
「シャイダー編」を楽しみにしたいと思います。


大変長文となりましたが、
今回はこれまで!

RAH DX 宇宙刑事シャリバン ネクストジェネレーション風ポーズ
SYARIBAN2.jpg

SYARIBANN 3
劇中では逆手持ちレーザーブレードと至近距離クライムバスター射撃が印象的だったので、それを真似てみました。来月のシャイダーはどのようなアクションを見せてくれるのか楽しみです。




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