Vシネマ「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

Vシネマ「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」感想レビュー

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今回は、
Vシネマ「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」の感想レビューです。

※完全なネタばれなので、これから鑑賞される方々はご注意下さい。




「新生宇宙刑事」の活躍を描いた
Vシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」の続編で、
「烏丸舟=2代目宇宙刑事シャイダー」が主役の
Vシネマ「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」
を鑑賞しました。


以下が「あらすじ」と「感想」です。

※完全なネタばれなので、これから鑑賞される方々はご注意下さい。

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(ブックレット)
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(オリジナルリフレクター)
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「宇宙刑事シャイダー」串田アキラ

「ハロー! シャイダー」串田アキラ

「不思議ソング」こおろぎ’73

「正義のハンター」串田アキラ

「アニーにおまかせ」森永奈緒美

「シャイダー・ブルー」宮内タカユキ

「焼結せよ!シャイダー」串田アキラ

「青いイナズマ」串田アキラ

「バビロス号の歌」串田アキラ

「銀河のはてまで」こおろぎ’73


※動画投稿者の方々へ、ありがたく使わせて頂きます。



(あらすじ)


「十文字撃=宇宙刑事ギャバンtype.G(演:石垣佑磨さん)」は、
「ホラーガール」の洗脳サイトに記されたアドレスに
単身乗り込んで行く。

「撃」は、
「ホラーガール」の隠れ家と思しき建物を警備する
兵士達をなぎ払って行く。

同じ頃、
先日の「ネオマドー」関連のニュースを視聴しながら
「ホラーガール」は高笑いしていた。

建物内に突入した「撃」は、
「NOT EVEN CLOSE(大はずれ)」という文字が添えられた
モニターを目の当たりにし唖然とする。

その直後、
モニターの画面上にカウントの数字が表示され、
建物は爆破される。

間一髪外へ脱出し事無きを得た「撃」に、
「エリーナ秘書官(演:穂花さん)」より、
捜査の中止と帰還命令の通信が入る。

「バード星 銀河連邦警察本部」に戻った「撃」は、
「ニコラス・ゴードン長官(演:藤堂新二さん)」に命令の理由を尋ねる。

すると「ゴードン長官」は、
自身の娘「ヒルダ=ゴードン(演:山谷花純さん)」が
「神官ポー」と結託した「ホラーガール」によって誘拐され、
捜査を中止する様脅迫された事を明かす。

「エリーナ」は「撃」に、
ごく一部の上層部のメンバーのみで立ち上げた
緊急対策本部の決定が下るまで迂闊な行動はせぬよう指示する。


同じ頃地球では、
「烏丸舟=2代目宇宙刑事シャイダー(演:岩永洋昭さん)」が、
ある指名手配犯の行方を追っていた。

「舟」は喫茶店「ダイナー」で、
女性客をナンパする振りを装い、
「店のマスター(演:串田アキラさん)」から、
謎のスーツケースを受け取る
運び屋「不思議獣ピタピタ(声:鈴村健一さん)」の姿を確認する。

「舟」が「ピタピタ」を確保しようとした直後、
突如彼の相棒「宇宙刑事タミー(演:川本まゆさん)」が現れる。

「舟」に発信機を付けていた「タミー」は
浮気されたと誤解し「舟」にキックを炸裂させる。

事情を知らない「タミー」の「宇宙刑事」という言葉を聞いた「ピタピタ」は、
その場から逃走してしまう。

「ピタピタ」は荷台にスーツケースを入れたトラックを発進させ、
「舟」と「タミー」も車で追跡を始める。

車内で「タミー」は、
「ピタピタ」の絡む一件について尋ねるが、
「舟」は何も語ろうとはせず、
手を引くように告げる。

納得のいかない「タミー」は駄々をこね出し、
その隙に乗じた「ピタピタ」の攻撃を受け、
車を破壊されてしまう。

「舟」と共に吹き飛ばされた「タミー」であったが、
そのままトラックの追跡を始める。

トラックの荷台にへばりついた「タミー」は、
怪力で運転席の扉をこじ開け、
「ピタピタ」を掴み車外に引きずり出す。

無人のトラックはそのまま停車し、
「タミー」は「ピタピタ」に
キックの猛攻を加える。

「タミー」は取り押さえた「ピタピタ」をスキャンし、
「銀河連邦警察」の手配リストにない事を確認する。

「タミー」を突き飛ばした「ピタピタ」は、
左手首のブレスレットを目にし、
彼女が「ウトゥルッサ星人」である事を悟る。

そのまま「ピタピタ」は取り出した武器で
「タミー」を吹き飛ばし、
トラックの荷台へと向かう。

その時駆けつけた「舟」は、
「シャイダー」へと「焼結」する。

「シャイダー」は「ピタピタ」を圧倒するが、
未だ納得できない「タミー」に割り込まれ、
一撃を加えられる。

「舟」が宇宙通販で何かいやらしい物を買ったと誤解した「タミー」は、
トラックの荷台を開き、
スーツケースの中身を確認する。

するとそこには、
拘束状態の「ヒルダ」が入っていた。

「焼結」を解除した「舟」は「ヒルダ」の拘束を解く。

その時「ピタピタ」が、
くっついた物同士離れなくなる
「ピタピタジェル」を放つ。

すると、
「舟」の右手首と「ヒルダ」の左手首が
「ピタピタジェル」が変化した手錠により繋がれてしまう。

ヒステリー状態の「タミー」は、
「舟」を滅多打ちにする。

そんな「タミー」に「舟」は
「そんなんだから危なっかしくて喋れねえんだよ!」
と言い放つ。

言葉の意味を尋ねる「タミー」に、
「舟」はばつが悪そうな顔をするばかりであった。

その隙を突いた「ピタピタ」の攻撃で、
「タミー」は吹き飛ばされてしまう。

「舟」は再度「焼結」しようとするが、
プラズマエネルギーが結晶化する際に
「ヒルダ」を傷つけてしまうため断念する。

抵抗できない「舟」を、
「ピタピタ」はいたぶり始める。

やがて「ピタピタ」の元に、
「ヒルダ」の身柄の搬送を依頼した
「神官ポー」から通信が入る。

「ポー」から
一刻も早く「ヒルダ」を届ける様催促された「ピタピタ」は、
やむなく「舟」共々宇宙船の隠し場所へ向かう事にする。


同じ頃、
「銀河連邦警察」で「サイバー犯罪捜査官」として働く
「大山小次郎(演:鈴木正幸さん)」に、
「ホラーガール」に関する調査を依頼する
「撃」の姿があった。

丁度その場に居合わせた
「日向快=2代目宇宙刑事シャリバン(演:三浦力さん)」は、
「撃」に対し、
「エリーナ」からの命令を引き合いに出し忠告する。

それに対し「撃」は、
「ヒルダ」の身の安全を考慮しつつ、
捜査を続けると告げる。

「快」は、
自分は付き合わないと言って
去って行く。


「ピタピタ」「舟」「ヒルダ」は、
森の中を移動していた。

「ピタピタ」に脅迫され
名前を明かせないと語る「ヒルダ」に、
「舟」は手品を披露し緊張をほぐす。

手品で取り出した人形を「ピタピタ」に捨てられ
大袈裟に嘆く「舟」に、
「ヒルダ」は笑顔で名前を明かす。


その頃「超次元戦闘母艦バビロス」内で、
「タミー」は予め撮影しておいた「ヒルダ」の写真を
「銀河連邦警察」内の情報と照合させる。

「ヒルダ」の素性を知った「タミー」は、
「エリーナ」に「ピタピタ」の件を報告するが、
そのまま手出し無用と告げられる。


森の中を移動中「舟」は、
「ピタピタ」の正体が、
重要指名手配犯の運び屋「キーザ星人 バーシ」である事を指摘する。

「ウトゥルッサ星」を消滅させた
「惑星壊滅ミサイルダイダロス」を運んだ事を
得意気に語る「ピタピタ」に、
「舟」は怒りを露にする。

その時、
「ヒルダ」がその場に座り込んでしまう。

「ヒルダ」には
「ピタピタジェル」の同化力により、
「ピタピタ」から受けた「舟」のダメージが
移動していた。

警察に通報される事を恐れ、
医者に診せる事を拒む「ピタピタ」に、
「舟」は通報しない闇医者に
「ヒルダ」を診察させる事を提案する。


「小次郎」の傍で調査の進行状況を見守っていた「撃」は、
捜査中止の命令違反により、
「エリーナ」によって拘束されてしまう。


「バビロス号」内で、
「タミー」は「宇宙科学捜査官シシー(演:桃瀬美咲さん)」と通信中であった。

捜査中止の命令違反を無視してでも、
「舟」を救いたいと語る「タミー」に、
「不思議時空発生マシン」に注意する様促す。


「ピタピタ」「舟」「ヒルダ」は、
「アニー(演:森永奈緒美さん)」が経営する診療所に辿り着く。

かつて
「沢村大=初代宇宙刑事シャイダー」と共に
「不思議界フーマ」を壊滅させた「アニー」は、
エジプトで考古学を学んだが、
難民キャンプの実態に触れ医学に転じ、
現地での十数年の活動を経て、
日本で診療所を経営していた。

2人と顔なじみであった「アニー」は、
「タミー」がいない理由を「舟」に尋ねる。

「ピタピタ」の正体を知り、
「タミー」が暴走する事を恐れる「舟」に
「守りたいって事、彼女を?」
と「アニー」は尋ねる。

「はい!」と答える「舟」に、
「だったら信じてあげればいいのに」
と「アニー」は語り、
かつて「大」が自分を信じてくれたからこそ
頑張れた事を告げる。

やがて「アニー」の手により、
「ピタピタジェルの手錠」は消滅する。

その直後、
「ピタピタ」は「ヒルダ」を奪い、
「舟」を突き飛ばす。

さらに「ピタピタ」は、
「タミー」が、
「ダイダロス」により消滅した
「ウトゥルッサ星」の生き残りであり、
本来好戦的で残忍な性格の「ウトゥルッサ星人」が
逆上すると野獣モードへと変化する事を語る、

「ポー」の依頼を遂行するため、
「ピタピタ」は「不思議時空発生マシン」を起動させ
「ヒルダ」を連れその場から逃走する。

「ピタピタ」を追おうとした「舟」は、
「不思議時空」に飲み込まれてしまう。

不可解な場所へと転送され
翻弄された「舟」に、
「巨大ミラクラー」が襲いかかる。

空中に開いたままの「不思議時空の入り口」を前に
「舟」の身を案じていた「アニー」の元に、
「タミー」が現れる。

「舟」の思考回路を想像し
診療所に辿り着いたと語る「タミー」に
「アニー」は感心する。

「アニー」から「舟」の居場所を知らされた「タミー」は、
「不思議時空」へと飛び込む。

折しも、
「舟」を追い詰めていた「巨大ミラクラー」を、
「タミー」はキックでノックアウトさせてしまう。

「シシー」からの忠告に基づき、
「不思議時空発生マシン」を発見した「タミー」は、
銃でマシンを破壊する。

「不思議時空」は消滅し、
「舟」と「タミー」は元の空間の
森の中へと飛ばされる。

「舟」が「ヒルダ」の素性を知らない事を知った「タミー」は、
改めて「ピタピタ」の一件で隠していた事を問い詰める。

必死ではぐらかそうとするも埒が明かない「舟」は、
「お前とは一緒にやりたくないんだ!」
と「タミー」に告げ「ピタピタ」を追跡する。

自分が必要とされていないとショックを受けた「タミー」は、
その場に立ち尽くす。


「舟」と「タミー」の事が気がかりな「アニー」は、
「あなたも見守ってあげて大、遠い星空の向こうから」
と「沢村大(写真:円谷浩さん)」との記念写真に語りかける。


その頃、
拘束状態の「撃」の元に現れた「快」は、
監視役の「エリーナ」を気絶させてしまう。

「快」は、
「撃の勘を信じるという計算結果」が出た事を告げ
そのまま2人で警備兵をなぎ払い脱出する。

脱出の途中「撃」は、
「小次郎」から送信された
「ホラーガール」の真のアジトの座標を受信する。


「バビロス号」内で「タミー」は、
「舟」の態度に納得が行かず、
現場に戻る決意を固める。


宇宙船の隠し場所に辿り着いた直後、
「ピタピタ」は「ポー」からの通信を受ける。

「ピタピタ」は「ヒルダ」の無事を告げた上で、
宇宙船へと向かう。

しかしそこへ「舟」が現れ、
「ピタピタ」は「ミラクラー」等を差し向ける。


一方「撃」と「快」は、
地球上の「ホラーガール」のアジトへと突入していた。

だがそこには、
「ホラーガール」の仮面だけが残されていた。

部屋の中を調べた「快」と「撃」は、
写真立ての中身を見て驚愕する。

すると「快」の元に
「シシー」から通信が入り、
「タミー」の件で気になる事があると告げられる。


「舟」が「ミラクラー」と交戦する隙に
宇宙船に向かおうとした「ピタピタ」の前に、
「バビロス」から降り立った「タミー」が現れる。

すると「ピタピタ」は「タミー」に対し、
自分が「ウトゥルッサ星」と星間戦争をしていた星に
「ダイダロス」を運んだ事を語り始める。

「ピタピタ」の挑発的な態度に、
「タミー」は怒りを露にする。

「舟」は急ぎ「タミー」を止めようとするが、
彼女を覆っていた赤いオーラは消沈する。

「タミー」は自分が宇宙刑事であり、
任務の最中に暴走する事はないと告げ、
信じてほしかったと「舟」に語る。

その時、
「ピタピタ」の放った
「超絶興奮剤メトロニア」が「タミー」に命中する。

「ピタピタ」が「ヒルダ」を連れてその場を去った直後、
「タミー」は左手首のブレスレットを引きちぎり、
野獣モードと化してしまう。

「タミー」は「舟」を叩きのめし、
襲い来る「ミラクラー」を瞬く間にねじ伏せてしまう。

「舟」は必死に説得しようとするが、
「タミー」は全く聞く耳を持たない。

「舟」は「タミー」の猛攻を受けながら、
「お前を悲しませた俺のせいだな…
最初から俺が信じてやれば、タミーはこんな事にならなかったはずだ…」
と語る。

何度倒されても「舟」は立ち上がり、
「いや、こっからだ!俺がしてやれんのは、こっから信じる事だ!」
と言い放つ。

「舟」は「タミー」を抱締め、
「タミー!俺はお前が元に戻ると信じる!
お前は宇宙刑事で、誰よりも笑顔が似合う理想の女だ!
何よりも俺の掛け替えのないパートナーだから!
好きだぜタミー!」
と語りキスをする。

正気に戻った「タミー」と
「舟」は抱き合って喜び合うが、
急ぎ「ピタピタ」の後を追う。


2人に追い付かれた「ピタピタ」は
「ミラクラー」を差し向ける。

「舟」は「シャイダー」へと「焼結」し、
「ピタピタ」を多彩な技で圧倒する。

「タミー」は「ミラクラー」を
肉弾戦と銃で一掃する。


そして「シャイダー」が「ピタピタ」に
必殺技「シャイダーブルーフラッシュ」を炸裂させる。


戦闘不能状態の「ピタピタ」に、
「タミー」は手錠をかけ逮捕する。


「ヒルダ」を保護し
安堵する「舟」と「タミー」の前に
「撃」と「快」が現れ、
「お楽しみはこれからだぜ」
と告げる。


「撃」・「快」・「舟」に連れられ、
「ヒルダ」は「銀河連邦警察本部」で
「ゴードン長官」と再会を果たす。

「ヒルダ」に危険が及ぶ可能性があったと
「ゴードン長官」は
「撃」と「快」の命令違反を責める。

それに対し
「撃」はあっけらかんとした態度を示し、
「快」は「ホラーガール」のアジトで発見した
「ゴードン長官」と「ヒルダ」の2ショットの写真を取り出す。

続けて「撃」は、
「ホラーガール」の正体が「ヒルダ」であり、
「ピタピタ」による誘拐が
「ゴードン親子」による狂言であった事を説明する。

幼い頃から「ヒルダ」を知る「エリーナ」は
彼女を庇おうとするが、
「ゴードン長官」は、
「ヒルダ」が小学4年生で大学までの全ての学問を終える程の天才である事を語る。

すると「ヒルダ」は態度を豹変させ、
天才故に退屈な日々を送る中、
「ゴードン長官」の職務用のファイルをハッキングし
「自分がドン・ホラーになる」
という事を思いついたと語り出す。

自らが立ち上げたサイトにのめり込んだユーザーの視神経に
特殊な刺激を与えるようプログラミングし、
彼等が自分達を「魔界獣」「不思議獣」「ダブルモンスター」
と思い込むよう洗脳していたのであった。

そして彼等の引き起こした事件の報道を
ニュースで視聴し楽しんでいた。

さらに、
高出力が必要なため「ゴードン長官」のハイパーコンピューターを利用し設計した
スイッチの設計図を配り、
「幻夢界発生マシン」「不思議時空発生マシン」を製造させていたのであった。

しかし、
「撃」達が真相に迫っている事を知り、
父「ゴードン長官」に泣きついたのであった。

娘の犯罪を知った「ゴードン長官」は、
その事実を隠蔽するため、
「バーシ=ピタピタ」に
「ヒルダ」を地球から「バード星」に移送する事にした。

「ゴードン長官」は
「ピタピタ」が崇拝する「ポー」に成り済まし
「ヒルダ」の移送を依頼した上で、
誘拐と脅迫をでっち上げ
「撃」の捜査を中止させたのであった。

ところが、
「舟」が「ピタピタ」と接触した結果、
「ヒルダ」を匿った後、
別の犯人をでっち上げ
真相を闇に葬ると言う「ゴードン長官」の計画は
狂わされてしまったのであった。

「撃」は、
「俺達は警察官だ!恥ずかしいとは思わないのか!」
と言い放ち、
自殺しようとする「ゴードン長官」を阻止する。

「撃」の
「罪を償って下さい!」
という言葉を聞いた「ゴードン長官」は
その場に泣き崩れる。

立ち去ろうとする「ヒルダ」を呼び止め、
「舟」は今回の事件を起こした理由を尋ねる。

「決まってるじゃない、面白い事が大好きだから」
と答える「ヒルダ」に対し「舟」は
「俺も面白い事は大好きだよ。だけどな、悪い事は許せない。君もちゃんと罪を償え!」
と諭す。

全く悪びれる様子のない「ヒルダ」は、
スイッチを取り出し、
「魔空空間」を発生させ、
その場の面々を始末しようとする。

だが、
スイッチが「銀河連邦警察」内のエネルギーを暴走させ
ブラックホールをも超越した
「超絶魔空空間」を発生させてしまう。

「ヒルダ」はそのまま
「超絶魔空空間」に吸収されてしまう。

「撃」の
「行こう!お仕置きにな!」
という呼び掛けに応じ、
「快」「舟」は「超絶魔空空間」に飛び込む。

空間内で、
「撃」は「電子星獣ドル」の頭上で「ギャバン」に「蒸着」し、
「快」は「超次元戦闘母艦グランドバース」上で「シャリバン」に「赤射」し、
「舟」は「バビロス」上で「シャイダー」に「焼結」する。

空間内で浮遊する「ヒルダ」に接近した「シャイダー」は、
「おいヒルダ!面白いか?」と尋ねる。

首を振る「ヒルダ」に、
「ちゃんと生きろ!ちゃんと生きてりゃ人生はもっと面白い!どうだ!」
と「シャイダー」は説教する。

「ごめんなさい」と詫びる「ヒルダ」の伸ばした手を掴み、
「シャイダー」は彼女を「バビロス」内に保護する。

空間内に浮遊す巨大な「ホラーガールの頭部」が放つ光線を、
「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」の「レーザーブレード」が
次々切り裂いていく。

「ギャバン」の合図と共に、
「シャリバン」「シャイダー」がジャンプするや否や、
「グランドバース」が「バトルバース・フォーメーション」し
「バビロス」が「バトルフォーメーション」する。

「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」の放った
「スペースシェリフ・トリプルダイナミック」と、
「ドル」「グランドバース」「バビロス」の一斉掃射を受け、
「ホラーガールの頭部」は爆散する。

元の空間へと戻った「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」は
「バード星」上へと降り立つ。



事件解決後、
仲睦まじく街を歩く
「舟」と「タミー」の姿があった。

すると「舟」のスマホに
女友達からの電話が入る。

再び逆上した「タミー」はスマホを破壊し、
「舟」を「タミーキック」で蹴り飛ばしてしまう。

その様子を見ていた「撃」と「快」に
「舟」は助けを求める。



宇宙に欲望が渦巻き、悪がある限り
「宇宙刑事」はこれからも戦い続ける。





(感想)


まず、
本作品で良かったと感じた点は以下の通りです。


前作「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」の主人公
「日向快=2代目宇宙刑事シャリバン」同様、
本作では
「烏丸舟=2代目宇宙刑事シャイダー」のキャラクターが
初めて深く掘り下げて描かれた点が見所でした。

元考古学者で真面目な好青年の
「沢村大=初代シャイダー」から一転、
普段はチャラチャラして美女に弱いが決める時はビシッと決める
「烏丸舟=2代目シャイダー」のキャラを
「岩永洋昭さん」が生き生きと演じていました。

アクションシーンに関しては、
「坂本浩一監督」がコメントされていた様に、
計算高い「日向快=2代目シャリバン」が無駄のないものあったのに対し、
マンガチックな「舟」は、
プロレス技を取り入れたダイナミックなものであった点も
印象的でした。

「シャイダー」変身後も、
プロレスの連続技で「ピタピタ」を圧倒し、
「初代シャイダー」との差別化が図られていました。

また、
前作「シャリバン編」が、
主に建物内での場面が中心であったのに対し、
本作では、
お馴染みの採石場等屋外の場面が多く、
解放的でした。

火薬を使用した派手な爆破シーンも、
前作よりも迫力がありました。

模倣犯事件の黒幕「ホラーガール」の正体が
「ヒルダ・ゴードン」である事が判明し、
「超絶魔空空間」で
「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」が共闘する
クライマックスも見所でした。

本作に
「アニー」役で「森永奈緒美さん」、
「大山小次郎」役で「鈴木正幸さん」の
出演が叶った点は高く評価したいと思います。

「森永さん」は既に女優業を引退し、
20年振りのお芝居だったそうです。

そのため、
ブランクのある俳優さんが、
過去に演じた役で最新作にゲスト出演した際
演技にぎこちなさを感じさせられた前例を思い出し、
正直不安でした。

しかし、
そんな不安を払拭してくれる様な
落ち着いた演技を披露していました。

登場時間は本当にわずかだったものの、
先輩として、
「舟」と「タミー」に優しく接する時の雰囲気が
「シャイダー」本編そのままでした。

「小次郎さん」に関しても、
2012年の映画「宇宙刑事ギャバン」では
名前のみの登場だったので、
かつてのイメージそのままに、
出演が叶った事はうれしい限りです。

「マスター」役で「串田アキラさん」が
「マスター」役で出演していた点も印象に残りました。

それにしても、
「ヒルダ」の狂言誘拐に絡んでいたとしたら、
「ピタピタ」「ゴードン長官」等の共犯だと思われますが、
逮捕されないのでしょうか?

「ヒルダ・ゴードン=ホラーガール」役の
「山谷花純さん」については、
純情そうに見せかけて
実は腹黒いキャラクターを演じる事が得意な女優さんとして、
注目されているそうですね。

本作でも、
ほぼ台詞がなく、
被害者的な印象だった序盤から一転、
終盤で
事件の黒幕「ホラーガール」として
豹変する場面が雰囲気十分でした。

ちなみに、
「シャリバン編」で気になっていた、
「エリーナ秘書官」のバックに不気味な効果音が流れる場面は、
昔から「ヒルダ」が「エリーナ」の仕草を真似ていたという
本作で明かされる設定の布石だった訳ですね。


今回、
「舟」と「タミー」のキスシーンがあったのは
衝撃的でした。

創作物の中で、
正気を失った相手を元に戻す手段として
手垢の付く程の定番の展開ですね。

アニメであれば、
昨今の作品でもない事もありませんが、
特撮作品では、
「ウルトラマンネクサス」で見て以来だと思います。

今回「坂本監督」は、
「北条司先生」原作の漫画「シティーハンター」の主人公
「冴羽 獠」をイメージして
「舟」のキャラクターを構想したそうです。

個人的には、
他の女性の前でヘラヘラしていた「舟」が、
野獣モードの「タミー」を
必死で救おうとする姿を見ていて、
「寺沢武一先生」原作の漫画「コブラ」の主人公
「宇宙海賊コブラ」を連想しました。

行った先々で美女を口説く「コブラ」ですが、
相棒の「アーマロイド・レディ」が危機に陥れば
彼女を救おうと奮闘します。

今回の「舟」の姿に、
最近では殆どお目にかかれなくなった
懐かしい印象を受けました。

今回、
「舟」と「タミー」が恋人同士という設定が新鮮でした。

第1作「宇宙刑事ギャバン」の
「一条寺烈=初代ギャバン」と「ミミー」のコンビも
最終的には(「シャイダー」最終回)結婚していますが、
本編では
「ギャバンにはデートをしている余裕もない!」
というニュアンスのナレーションが流れる程度でした。

「シャリバン」の「伊賀電=初代シャリバン」と「リリィ」、
「シャイダー」の「沢村大」と「アニー」も、
飽くまで職務上のパートナーに過ぎませんでした。

そう言う訳で、
今回の「舟」と「タミー」の
バカップルぶりは
非常に新鮮に見えました。


そして、
「シャリバン編」がハードな内容であったのに対し、
本作はコミカルな内容で
ガラリと印象が異なる様に描かれていた点も見所でした。

「シャリバン編」の血の演出同様、
本作でも
かつての「アニー」を彷彿とさせる
ミニスカ姿の「タミー」のアクションシーンや、
「快」の「ブッ殺す!」の台詞等
「Vシネマだからこそできる要素」が
随所に見受けられました。

キスシーンを含め、
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、
「Vシネマ」の醍醐味だと痛感させられました。



続いて、
本作品で残念に感じた点は以下の通りです。


今回最も残念だったのは、
「円谷浩さん」が既に故人のため
「沢村大=初代宇宙刑事シャイダー」と
「烏丸舟」との共演が実現しなかった事です。

「円谷浩さん」は2001年に37歳で亡くなりました。

「円谷浩さん」がもっと長生きしていたら、
「宇宙刑事シリーズ」の復活がもっと早ければ、
考え出したらきりがありませんが、
やはり残念で仕方がありません。

「岩永さん」も、
「ギャバン」「シャリバン」の様な、
初代と2代目の共演が永遠に叶わなくなった事を
非常に無念に感じている様でした。

「森永さん」もインタビューで、
相棒がいなくなった事を
寂しく感じているとコメントしていました。

その代わり、
「アニー」と「舟」・「タミー」の共演が叶い、
「沢村大」の写真が登場する場面が描かれた事が
せめてもの救いでした。

それとせっかくなら、
「アニー」と「小次郎さん」の再会も
描いてほしいものでした。


続いて
「2代目シャイダー」の戦闘シーンについて、
プロレス技は良かったのですが、
「初代シャイダー」で印象的だった
「鞭状態レーザーブレード」を披露してくれなかった点が
残念でした。

そして「岩永さん」自身がコメントされていますが、
「舟=シャイダー」よりも
「タミー」のアクションシーンが多かった点も
何となく残念でした。

かつての「シャイダー」では、
「円谷さん」がアクションに不慣れなため、
「森永さん」がその役を担うという事情がありました。

しかし今回の「岩永さん」の場合、
もっとアクションを任せられたと思いますので、
ちょっと勿体ないと感じました。


それとクライマックスで、
「快」の相棒の「シシー」
「舟」の相棒の「タミー」に加えて、
「撃」の相棒である「シェリー」が登場しなかった点が
残念でした。


それから、
今回もCGで描かれた
「ドル」「グランドバース」「バビロス」が、
かつてのミニチュア程迫力がなかった点も
残念でした。


予算の都合のためか、
安っぽく感じる箇所が
散見しました。


「シャリバン編」の感想レビュ―で、
「今後の『宇宙刑事』作品での活躍に期待したいと思います。」
と記載した「ニコラス・ゴードン長官」が、
娘かわいさに不正を働き
あえなく退場となった点が何となく残念でした。



細かい点を見れば、
残念な箇所がありますが、
これまでの劇場版では消化不良であった
「日向快」と「烏丸舟」の
2人のキャラクターが丹念に描かれた
作品が制作された事自体は
高く評価したいと思います。

今回評判も良かったそうなので、
ぜひとも
「宇宙刑事NEXT GENERATION THE MOVIE(仮)」
を制作してほしいと思います。

そこで、
「伊賀電」と「日向快」の
「W赤射」、
「初代ギャバン&初代シャリバンの再共闘」
等を実現してほしいと思います。

また、
「シェリー」「シシー」「タミー」等
女性キャラも勢揃いさせてほしいものです。

そして
「ゴードン長官」に代わり
誰が「新長官」に着任するのかも気になります。

「一条寺烈」に期待したいのと同時に、
「コム長官」の娘である
「ミミー」がなるのも面白いかもしれません。

以前、
「ミミー」役を演じた「叶和貴子さん」が、
どんな役でもいいので
「新生宇宙刑事」に出演したいとコメントしていたので、
可能性があるかもしれませんね。

そして
「撃」「快」「舟」達
「新世代宇宙刑事」が戦う相手として、
「ネオフーマ(仮)」が登場する事に
期待したいと思います。

そうなると
「大帝王クビライ」が
どの様なデザインで復活するのかが気になります。

今回は「ゴードン長官」の変装でしたが、
「神官ポー」も、
元祖「シャイダー」本編では
結局倒されなかったので、
オリジナルとして登場してほしいものです。


ただ、
映画故の制約や、
より幅広い年齢層を集客する狙いにより、
今回のVシネマより
内容がパワーダウンするのではないかと
気になります。

血の演出は無論の事、
「タミー」の衣装やアクションも
控えめになるでしょうね。

そしてクライマックスでは、
「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」の面々が登場し、
例の如く大乱戦で締め括られるのは必定でしょうね。

「不純物を混ぜるな!」
と熱烈な「宇宙刑事ファン」の皆様は
お怒りになると思います。

しかし、
かつてのファンは減る一方なので、
作品を後世に残すためには、
新たなファンを開拓する必要があります。

そのためには、
どうしても若年層を惹きつけるための要素を
入れる事は避けては通れません。

純粋なファンとしては不本意かもしれませんが、
作品を残すためには
妥協せざるをえないのかもしれません。


何はともあれ、
復活した「宇宙刑事シリーズ」が、
今後より勢いづく事に期待したいと思います。


大変長文となりましたが、
今回はこれまで!




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